DQ「竜王迷宮からの脱出」レポ、リアル脱出ゲームに単身挑戦してみた。

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人気の「リアル脱出ゲーム」と、国民的RPG「ドラゴンクエスト」がコラボ。オープニングイベントと体験会に、ゲーム好きながら「リアル脱出ゲーム」は未経験のライターが参加。攻略に関するネタバレには気を付けつつ、レポートをお届けする。

◎冒険の始まり。初対面で緊張しながらもゲームスタート!

ゲーム参加には、4人一組でチームを組む必要がある。今回は単身で乗り込んだが、他にも少人数で取材にきていた方々と組むことができた。

手渡された封筒に入っていたのは、4冊の冒険の書と1枚の地図。地図はパーティーで共有し、各メンバーが戦士・僧侶・魔法使い・遊び人をチョイス。それぞれの冒険の書を1冊ずつ持つことになる。

◎よく練られたストーリー展開。パーティー一人一人に活躍の場が!

第一章から第四章までは、それぞれの冒険の書に沿って物語が進む。つまりどの章においても、メンバーのうちの誰かが主役になる。ただ、1冊の冒険の書にばかり目を取られていてはいけない。進行のヒントとなることは4冊のうちどれかに書かれている場合もあるので、主役以外のメンバーも任せっきりにはできない。

またフィールドは自由に歩き回ることができるものの、攻略して手に入るアイテムがないと謎が解けないなど、ショートカットできないよう巧妙に作られている。

各施設にいるキャストたちも、しかるべきアイテムを持ってベストのタイミングで話せばヒントをくれるが、それ以外での対応は冷たい。

「お前たちの言うことはよくわからん、立ち去れ」
「そんなこと言われても……。オロオロオロ」

テレビゲームでもいたなぁ、何度話しかけても同じリアクション取る人! こういう部分もゲームをリアルで体験している気分になれる。

中盤でお世話になる王立魔法学院の受付など、建物もなかなかリアルに作られておりワクワク度が高まる。しかし、序盤からいきなり行っても門前払いを食らうだけなので気をつけよう。

◎困ったときの『ババ頼み』! 占いババに助けを求める

序盤はサクサク攻略できるものの、中盤あたりになると難易度がだんだん上がりだす。実際のRPGでも行き詰って、同じところを行ったり来たり繰り返すこともあった。それがリアルだと実際に疲労も出てくる。そこで頼りになるのが、占いババの家。何度行っても無料なので、ついつい常連客になってしまった。もちろんダイレクトに答えを導いてくれるわけではない。「○○を調べてみてはどうじゃ?」など、あくまでヒントにとどまる。

ただ相談相手がいてくれるというだけでこれほど心強いとは。不安をなくすためにも、利用してみる価値アリだ。

「ババ」とは言いながら見た目が若いのは、魔法のせい? 中には「占いお兄さん」も紛れていた。

◎「しんでしまうとは なにごとだ!」まさかのパーティー全滅で、ゲームオーバー?

今回のイベントオープニングに登場した、お笑い芸人の井上さん(NON STYLE)も言っていた。「最後の問題には行くんですよ。でも最後がなかなか解けない」まさしくその通りで、ラストの問題については制限時間まである中、我々パーティーは一度諦めてしまった。

しかし教会の力を使って何とか復活。一度冷静になって再び竜王に挑戦すると、「あれ、もしかして!」「これってアレじゃ?」メンバーそれぞれ謎に気づき、見事クリア! 決して、一人の力では解けなかった。いいメンバーに恵まれたのもあるだろうが、筆者自身も少なからずそれに貢献できたのが嬉しい。これがリアル脱出ゲームにハマる人が続出する理由か、と納得である。

オープニングイベントには、NON STYLE井上裕介さん、大西ライオンさん、インパルス堤下敦さん、板倉俊之さんも登場し、謎を解いていた。(さらわれる“絶世の美女”であるお姫様は、レディビアードさん!)

◎ルイーダのカフェでMP、HP回復

ちなみに我々がクリアまでにかかったのは4時間半!終わった後は500mlボトル飲料を10秒で飲み干すほど……。かなり歩くので飲み物は必須。

会場には「ルイーダの酒場」ならぬ「ルイーダのカフェ」があり、冒険者たちを癒してくれる。体力回復に役立ちそうなエルフののみぐすりや世界樹のしずくが販売されている。さらに、スライムにくまん、スイートポテトまんなどのメニューも味わえる。

その他、会場でしか手に入らない謎解き関連グッズや、シリーズ発売30周年を記念した限定グッズなども販売される。小さなメダルチョコや、ロトの紋章クッキーはお土産にもぴったり。謎解き以外にもお楽しみが満載だ。

国民的RPG「ドラゴンクエスト」とコラボすることで、より取っ付きやすくなった「リアル脱出ゲーム」。謎を解く楽しさと、ゲームの世界に入り込んだような興奮が味わえる。これまで一度行ってみたいとは思っていたけど、一緒に行ってくれる友達がいない、と敬遠していた筆者のような方には、特におススメ。初対面の方とでも絶対楽しめる内容になっていた。再演を期待したい。

※この記事は、情報サイト「イベニア」編集部(取材:平原学)が執筆したものです。同編集部の許諾を得て掲載しています。