ブエノスアイレスの猫公園

「猫のいる街はいい街だ!」と勝手に思っています。猫が堂々と歩いたり寝っころがれる街ってことは、静かで落ち着いていて、車が少なくて、露地があったりして、餌をくれるような心に余裕がある人がいて、気候もよくて……ね? 平和そのもの。

古今東西、猫スポットはたくさんありますが、日本の裏側、アルゼンチン・ブエノスアイレスにも猫好きにはたまらない公園があります。

市内にある植物園「カルロス・タイス植物園」。ここはもうやばいです。広い園内どこを見ても猫、猫、猫!!! ぱっと目をやったその視界に、ざっと50匹くらい猫がいます。それが360度。行けども行けども猫ばかり。猫パラダイスです。ふと格子状のマンホールの下を見ると、猫の骨があったりしてぞっとするのですが……。

聞けば、昔誰かがこの公園に猫を捨て、猫好き市民が面倒を見てあげると、“猫はあそこに捨てれば大丈夫”という噂が広がり、どんどん増えていったそうな。

公園のベンチには、猫8匹くらいを自在に操るおばあさんが座っていたりします。そういえば、“猫屋敷”の住人は女性が多い気がしますがなぜでしょうね。

動物を飼えないマンション暮らしの今、道で遭遇する“自由猫”をもっぱら愛でている私ですが、東京にもこういう公園があったらな。

【第一回】「幸せになるために生きているのよ」 “ラテン系”の持つ、明るい方を見つめる姿勢