「勝負下着はベージュ」がアツい!下着のプロは黒をおすすめしないワケ
【下着コンシェルジュ・山田奈央子さんインタビューvol.2】

 年齢に関係なく、女性に訪れる“勝負の夜”。なかには、20代前半までは若さで押し切っていても、アラサーという過渡期を迎えて“大人の魅力”で戦いに臨みたいという女性もいることでしょう。

 かつては「フリルが可愛い」とか「セクシーな黒」などなど、デザイン重視で下着を選んできたけれどそれでも問題ないのでしょうか?

◆勝負下着の定番色は?

「20代前半の頃のようにブラジャーをしなくても勝負ができる、という自信があればどんなブラジャーでも戦えるのですが、胸の下垂がはじまるといわれている27歳以降は、そうも言ってられません。

 また、ある程度下着にもお金をかけられる年代でもあるので、綿やシルクなど素材や機能性でブラジャーを選ぶ方が多いです。勝負下着といっても、着心地を優先する女性が増えてくるのが30代ですね」

 そう語るのは、株式会社シルキースタイル代表で下着コンシェルジュの山田奈央子さん。

 そのほか、背筋を正したり、胸の下垂をサポートするブラなどの機能性を重視する人も多いそう。

「デザインは比較的シンプルになり、レースも上品なものが好まれます。また、下着の色は男女年齢問わず、ピンク系やブルー系は圧倒的に人気です。清楚な印象を与えるアイボリーやクリーム色に少しだけ差し色が入ったものも、定番の勝負下着ですね」

 山田さんいわく、各メーカーによって「勝負下着」をコンセプトにしたデザインのブランドラインがあるので、「デート向きの下着は?」なんて、店員さんに聞いてみるのもアリとのこと。

◆今、「ベージュ」がカッコイイ!

 また、近年はこれまで勝負下着のイメージがなかった“ベージュ”にも注目が集まっているとか!

「上品さと美しさがありながら服に響かないベージュは、ファッション誌で特集が組まれるほど。大人の女性らしいセクシーさも演出できる、という観点から人気のようです」

 今や、ベージュ=ババ臭いなんてイメージは、時代遅れなんですね。

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「じつは“勝負下着”と言っても対男性だけではありません。年齢が上がるほど女友達との温泉旅行など、下着を披露する機会が増えていくもの。その場合は、ベージュの下着をかっこよく着こなして流行をおさえるのもオススメです。

 また、ヒョウ柄やマゼンダカラーなど、男性に見せるものよりもハデなランジェリーをチョイスする方も多いですね」

◆セクシー代表・黒ってどうなの?

 ちなみに、セクシーランジェリーの代表格・黒の下着についてはどうなのでしょうか?

「ヨーロッパでは“黒は娼婦の下着”というイメージが強く、海外の女性は黒のランジェリーをあまり身につけない傾向があります。私の場合は、一番肌に近い下着の色が黒だと、あまりテンションが上がらないので、着ないようにしています。

 素材でも色でも、自分のモチベーションが上がるランジェリーこそが勝負下着といえるのかもしれません」

 ぜひ、テンションが上がる下着で出陣しましょう!

【山田奈央子さんプロフィール】
大手下着メーカーに勤務後、世界初の下着コンシェルジュとしてセミナー、雑誌、TVなどでアドバイスを行う。2006年、株式会社シルキースタイルを設立。著書に『下着コンシェルジュ山田奈央子の下着美人は恋美人!〜勝負下着で恋が変わる!?』(電子書籍)『下着の品格―下着で変身!強く美しく!できる女になる!』(カナリア書房)。

<TEXT/谷口京子(清談社)>