ふわふわトロ〜リ「親子丼」を作る3つのコツ
 丼ものの定番、「親子丼」。身近な材料で作れるカンタン料理と思いきや、上手に作るのが難しくありませんか?

 銘柄肉や高級玉子を使う?→使わなくて良いんです!

 専用の鍋で作る?→いいえ、不要です!

 フタをして蒸らす?→フタなど要りません!

 そうです今回は、親子丼をふんわりとろ〜りおいしく作るコツとレシピをご紹介。ポイントの基本は、すべてシンプルにするということ。具体的には次の3つになります。

◆(1)高級地鶏よりも安価なブロイラーを使う

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 左が、スーパーで一番安く売られている国産若鶏(ブロイラ―)。右は、100g何百円もするブランド地鶏。地鶏は長期間運動させて育つため、ブロイラーよりも水分が1割少なく、弾力性が2.5倍も高めで、しっかり噛みごたえのある肉質が特徴です。

 また、肉のにおいは、ブロイラーがほぼ無臭。地鶏の方が滋養感があって、「鶏くさい」と感じる場合も。もちろん、これらを魅力にする専門店もありますが、家庭でふっくら柔らかく作るのにはブロイラーの方が扱いやすく、万人受けする仕上がりに。

◆(2)カツオだしではなく「昆布だし」のみを使う

 親子丼は、「ダシ」の効いた甘辛い割り下に具材を入れて作る料理。ダシと言えば、「カツオ」の入った合わせダシを選びがちですが、これがNG。カツオブシの力強さが味の阻害を生み、玉子の風味が殺されてしまいます。また、しいたけダシも相性悪し。顆粒だしで十分ですから、「昆布だし」を使ってみて。

◆(3)ネギなどの薬味・香味を加えずに煮る

 ネギや玉ねぎ、三つ葉を入れるのが当たり前と思っていませんか? これらを一緒に煮ると、煮汁全体がネギ味となり、玉子や鶏肉の風味や、親子ならではの一体感が台無しに。メインの具材は肉と玉子のみにして、最後に添える程度がオススメです。

 それでは作り方です。

◆材料(1人分)

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=513093

・鶏もも肉 100g
・玉子 2個
・しょうゆ 50ml
・みりん 100ml
・水 100ml
・昆布だし顆粒 小さじ1/2
・砂糖 少々
・ネギ、三つ葉(刻み) 適宜
・米 適宜

※しょうゆ、みりん、水は、「割り下」として調合する。今回の分量は4人分を作れる分量。
※米はあらかじめ炊いておく。

◆作り方

1)ボウルにしょうゆ、みりん、水を入れて割り下を作り、小口切りに切った鶏肉を浸けて下味をつける。(15〜30分)

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2)小さめのフライパンを用意して、浸け汁に使った割り下大さじ5、昆布だし、砂糖、鶏肉を入れて火にかける。火力は弱めの中火で、鶏肉を上下ひっくり返しながら7割程度火を通す。(2分)

3)火力を少し強め、溶きたまごを7割加える。白身部分がすべて入るように注ぎ、残すのはぷるんと感のない黄身部分。真ん中から外側に向かって回し入れ、はしで軽く混ぜながら火を通していく。(3分)

4)外側がある程度かたくなってきたら、残りのたまごを真中部分に注ぎ入れ、半熟に仕上げる。(1〜2分)

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5)どんぶりにごはんを盛り、出来上がった具材を乗せて、ネギや三つ葉を添えれば完成!

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
【スギ アカツキ】
東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。