正式オープンを目前に控える上海ディズニーランドはこのほど試験営業を開始したが、実際に訪れた客からの評判はあまり芳しくはないようで、中国の各メディアは主に訪問客の批判の声を伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 正式オープンを目前に控える上海ディズニーランドはこのほど試験営業を開始したが、実際に訪れた客からの評判はあまり芳しくはないようで、中国の各メディアは主に訪問客の批判の声を伝えている。

 中国メディアの北京青年報はこのほど、試験営業を開始した上海ディズニーランドに対する評判は「決して楽観視できるものではない」と伝え、多くの人が「価格が高すぎる」として不満を吐露していると紹介。同紙の試算によれば、家族3人で上海ディズニーランドを訪れた場合の費用は1日で2600元(約4万3380円)、2日間では6000元(約10万円)はかかると伝え、中国の物価水準から考えればあまりに高額であることを紹介している。

 6月16日の正式オープンに向け、上海ディズニーランドはこのほど試験営業として招待客に園内の一部を開放した。しかし、一部の招待客からは、ハンバーガー1つで80元(約1334円)、清涼飲料水1杯で15元(約250円)など、園内で飲み食いにかかる費用が高額すぎるなど批判の声があがった。

 入場チケットは平日が1人370元(約6173円)、週末などの繁忙期は499元(約8325円)、子ども料金もあるものの、記事は「大人2人、子ども1人の家族3人で上海ディズニーランドを訪れようと思った場合、どれくらいの予算が必要になるか」を試算し、入場チケットだけでも平日は1020元(約1万7000円)、週末は1373元(約2万2900円)に達すると紹介した。さらに、上海ディズニーランド内のホテルに1泊した場合、食事代金やおみやげ代などを含めれば必要な予算は総額6000元に達する見込みだと伝えている。

 15年7月に発表された中国の「中国都市青少年発展報告」によると、上海市に在住する14-35歳の平均月収は約5258元(約8万7729円)だったが、これを考えると、6000元という予算がどれだけ高額かが分かるだろう。この金額には交通費は含まれていないため、仮に北京市民から上海ディズニーランドを訪れようと思った場合は、予算はさらに膨れ上がることになる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)