12日、韓国の小学生の10人に6人が推奨勉強時間よりも長く勉強していることが分かった。この報道に、韓国のネットユーザからは不満や心配の声が相次いだ。資料写真。

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2016年5月12日、韓国・YTNによると、韓国の小学生の10人に6人が推奨勉強時間よりも長く勉強していることが分かった。

韓国世宗大学のパク・ヒョンソン教授が全国の小中高校生を対象に行ったアンケート調査を基に学習や睡眠、運動時間などを分析した結果、小学生の63.5%が、教育学者が推奨する1日の勉強時間を超えて、家庭で「過剰に」勉強に苦しんでいることが分かった。

中学生の家庭内での勉強時間も、推奨時間に比べて「過多」が41.0%で最も多く、33.5%が「過少」、25.5%が「適正」という結果になった。高校生は「過多」が48.4%、「適正」が32.3%、「過少」が19.3%となった。

推奨勉強時間は小学生が30〜120分、中学生が60〜150分、高校生が90〜180分。国外の教育学者が推奨する学習時間の基準に、私教育が一般化した韓国の現実を反映して決められた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは不満や心配の声が相次いだ。

「公園から子どもたちの姿が消えた。休日も一緒に遊んでくれる友達がいない。走り回って遊ばなければならない時なのに、すでに競争の世界に入り、勉強に追われる子どもを見ると悲しくなる。今の子どもが大人になった時、快活で心が安定した社会人になれるか心配」
「『うちの子どもは他人に流されずに育てるわ!隣の子は5歳から英語の塾に通っているの?それならうちの子は英語に数学の授業も受けさせる!』と言うのが韓国人ママ」

「小学生の数学教科書の問題が難し過ぎる。学校の授業を受けているだけでは絶対についていけないレベル」
「子どもは遊べる時にたくさん遊んでおくべき。高校生になったら大学入試のために勉強漬けの毎日を送り、就職したら残業や休日出勤でプライベートの時間などないのだから」

「今の子どもたちが20代30代になった時の健康状態が心配」
「韓国の子どもたちの生活の満足度はOECD(経済協力開発機構)の中で最下位。子どもたちに罪はないのに…」

「この記事を書いた記者や推奨時間を計算した学者の子どもも『過多』に含まれているのだろう」
「両親が変われば家庭が変わり、家庭が変われば社会が変わる」(翻訳・編集/堂本)