シーズン到来?溶連菌感染症についておさらい!

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5月は溶連菌感染症が増える時期。一般的に、小学生〜中学生くらいが一番かかりやすいといわれています。場合よっては、”リウマチ熱”を併発して、40度近くの熱を出してしまうこともあるそうです。溶連菌感染症の対策や症状をまとめます。

●溶連菌感染症とは?

溶連菌には複数の種類があり、そのなかでも流行しやすいのが、『A群β溶血性レンサ球菌』という菌だそうです。溶連菌感染症の潜伏期間は2〜7日程度。発症すると発熱、喉の痛み、嘔吐、頭痛、腹痛などを引き起こします。

その後、痒みを伴う赤い発疹がリンパ節部分から始まり、やがて全身に広がってしまう。さらに舌がいちごのように赤く腫れ、ブツブツができ、手足の皮が剥けるといった症状もあるのだとか。

●大人も感染する?

溶連菌感染症は5〜15歳くらいの子どもが、かかりやすい病気ですが、大人が感染するケースもあります。抵抗力が落ちているときには、油断せず、対策したほうがいいでしょう。

大人が感染した場合、喉の痛みだけで症状が治まってしまうケースもあり、風邪と勘違いして治療しないことが多いそう。しかし、それが原因で感染を広めたり、合併症になるリスクが高いともいわれています。

溶連菌感染症は、飛沫感染がおもな感染源。喉の痛みが治まっても体内に菌が残っており、その状態で出歩くことで菌をまき散らしてしまったり、知らないうちに腎炎が進行していたりすることもあるのだとか。とくに、抵抗力が落ちやすい妊婦は要注意です。

●溶連菌感染症にかかったらどうする?

普通の風邪よりも、喉や扁桃腺の腫れが酷いと感じたら、まずは病院へ。たいていの病院には、喉を綿棒で擦って溶連菌がいるかどうか検査する『迅速キット』が常備されています。これを使えば、すぐに検査をできるそうです。

治療に使われる抗生物質は、『ペニシリン系』や『セフェム系』と呼ばれるものが一般的。これらを1週間〜10日くらい服用します。2日目くらいで症状の劇的な改善がみられることもあるようですが、ここで薬をやめてしまうと再発したり、抗生物質への耐性を持った菌ができたりしてしまうため、必ず最後まで服用することがポイント!

また、溶連菌感染症は学校伝染病に指定されているので、子どもが溶連菌感染症と診断されたら、必ず学校に連絡し、症状が治まるまでは休ませましょう。

溶連菌感染症は、うがい・手洗い、マスクなど風邪と同じ予防方法で防ぐことができるそうです。「熱っぽい」、「喉が痛い」など、“怪しいな…”と思ったら、必ず病院で治療するようにしましょう。

(文・姉崎マリオ/考務店)