13日、開催中の第69回カンヌ国際映画祭でレッドカーペットを歩いた女優コン・リーが、過去のカンヌでの思い出を語った。写真はコン・リー。

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2016年5月13日、開催中の第69回カンヌ国際映画祭でレッドカーペットを歩いた中国の女優コン・リー(鞏俐)が、過去のカンヌでの思い出を語った。新浪が伝えた。

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国民的女優のコン・リーは、97年と02年にコンペティション部門の審査員を務めたほか、女優としても出演作を携えて過去に7回参加。すでにカンヌの常連として知られた顔だ。最初にカンヌへ来たのは、映画「菊豆」がノミネートされた90年のこと。しかしコン・リー自身が最も強い印象を持っているのは、93年に「さらば、わが愛/覇王別姫」でやって来た2回目のカンヌだった。

同年、チェン・カイコー(陳凱歌)監督の「さらば、わが愛/覇王別姫」が受賞したのは、最高賞のパルム・ドールのみ。コン・リーによると当時、京劇の女形を見事に演じた香港の俳優レスリー・チャン(張国栄)が、「絶対に男優賞を取ると信じていた」という。

「さらば、わが愛/覇王別姫」でのカンヌ入りは、出演者やスタッフ全員が胸を躍らせ、とても楽しく、永遠に忘れられない思い出だという。特に残念ながら03年に他界したレスリー・チャン(張国栄)に対する思いはとても深く、「彼のことをたびたび考えては、懐かしく思っている」と話している。

レスリーではなく、英俳優デヴィッド・シューリスに授与された男優賞に、コン・リーは当時を振り返り、「あの年は競争が激しかった。1つの作品に賞を何個も与えることはできなかったのかもね」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda)