チェルシーDFジョン・テリーが、大きな決断を迫られている。愛するチェルシーに残れる可能性があるが、おそらくは現役を引退しなければならないからだ。

チェルシーは13日のフース・ヒディンク監督の会見で、クラブがテリーに契約延長をオファーしたと明かした。スポークスマンが、クラブ上層部がテリーの代理人と会談し、1年の延長を打診したことを明かしている。

「もちろん、シーズンもこれほど佳境を迎えており、ジョンと彼の家族にとっては大きな決断となる。彼らは現在検討中だ」

テリーはチェルシーのアカデミー出身で、クラブ在籍21年。チェルシーへの愛情は誰にも勝る。そのクラブから契約延長オファーがあったのは喜ばしいことだ。だが、テリーはその後、インスタグラムで次のように明かした。

「クラブが僕にオファーしてくれた契約延長は、異なる役割のものなんだ。決断を下す前に、時間をかけて慎重に考えたい。みんながそれを分かってくれることを願っている」


「異なる役割」が何かは分かっていないが、おそらくは選手ではなく幹部入りのオファーとみられる。つまり、チェルシーに残るにはユニフォームを脱がなければいけないということだ。

テリーはアメリカのMLSや“爆買い”中国への移籍も噂されてきた。「慎重に検討」したうえでのテリーの決断に注目が集まる。