10日、日本の和風旅館は人気なのに、なぜ海外にも事業を展開させないのだろうか。

写真拡大

2016年5月10日、古くからの伝統的なサービスを提供している和風旅館は、その建物や雰囲気から心配りまで、日本をたびたび訪れる観光客から高い評価を得ている。中国のネット上に「日本の和風旅館はこれほど人気なのに、なぜ海外にも事業を展開させないのだろう」との記事が掲載された。

海外に進出しない理由として、次の4点が挙げられている。

(1)日本人は何事にもきめ細かいことが特徴で、他の環境ではサービスの維持が難しい。
(2)日本は国土が狭く、強大なホテルグループが生み出されにくい環境にある。
(3)日本の大型ホテルでは不動産や飲食サービスから利益を得る経営が行われており、自主的に海外へ市場を拡大する可能性は低い。
(4)海外に展開する場合、サービス水準の統一を図る必要が出るが、日本の旅館におけるサービスは業務よりも個人の気配りによるところが大きく、営業上のノウハウとしてパッケージ化しにくい。

伝統的な和風旅館は大都市では少なくなり、郊外や山間部にあって、宿泊費は欧米スタイルのホテルよりもさらに高価だが、最上級のサービスとこの上なく落ち着いた空間が得られ、日本旅行の重要な一部になっている。(翻訳・編集/岡田)