12日、米国のオバマ大統領の広島訪問が決まったことを受け、平岡敬元広島市長が「韓国人の原爆被害の責任は日本にもある」との見解を示した。写真は広島市。

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2016年5月12日、韓国・聯合ニュースは、米国のオバマ大統領の広島訪問が決まったことを受け、原爆による韓国人被害者の問題などについて平岡敬元広島市長の見解を報じた。

記事によると、平岡氏は2万人に達するという広島の韓国人犠牲者について「米国が落とした原爆の犠牲者であり、日本の植民地支配の犠牲者でもある『二重の犠牲者』」だとし、その被害の責任は「米国だけではなく日本にもある」との考えを示した。徴用労働者でなく自発的に当時広島に来た韓国人も、本を正せば日本による植民地支配が原因で生活が困難となり来日したとの考えからだ。

また平岡氏は、「日本に非があったために原爆を落としたというのが米国の主張だが、そこに朝鮮民族もいたという事実を知ることは、核をむやみに使用してはならないとの考えにつながる」とし、「被害者が日本人だけではなかったことを(オバマ大統領に)知ってほしい」と訴えた。

オバマ大統領の広島訪問が決まり、韓国では大統領に平和公園内の韓国人原爆犠牲者慰霊碑にも献花をしてほしいと希望する声が上がっているが、平岡氏はこれが実現すれば「核による被害が日米の問題ではなく人類の問題であることが明確になる」との見解を述べた。

平岡氏の発言に接した韓国のネットユーザーからは驚きや歓迎のコメントが寄せられている。

「平岡さんのような人が日本の首相になるべき」
「どんな国であれ、こういうきちんとした人が指導者であれば間違った方向に進むことはない。しかし、今の日本は間違った方向に進んでいる。その果てにはもう一つの紛争と摩擦、そして破局が待っているはずだ」

「日本や韓国にはこういうちゃんとした人に物を言わせなくする何かがある」
「日本人だからって色眼鏡で見るのは良くない」
「まともな人もいるんだね」
「韓国政府は何をしてるんだろう?まるでお隣の祭りを見物してるみたい」

「平岡さん、ありがとう」
「こういう方にノーベル平和賞をあげるべき」
「日本の極右勢力はこういう人に何と言うんだろうか…」
「数は少ないだろうけど、こういう良識ある日本人を助け、密な関係を築いていくことが大事だ」(翻訳・編集/吉金)