実際に5円で購入できる五円硬貨をかたどったチョコレート「五円チョコ」に、ブランデーの粉末を使用して大人向けになった「大人のごえん(ブランデー味)」が登場しています。子どものころ親しんだ五円チョコが大人の味覚になって登場したということで、アルコール1.8%配合のチョコレートがどれくらい強烈なのか実際に購入して食べてみました。

新商品「大人のごえん(ブランデー味)〈袋〉」を発売|チロルチョコ株式会社のプレスリリース

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000216.000003467.html

「大人のごえん(ブランデー味)」はパッケージも大人仕様。



ノーマル版の五円チョコにも描かれているあのキャラクターにはヒゲが生え、ハットをかぶってステッキを持ちつつ、ブランデーを傾けるという貫禄を見せつけています。



大人のごえんのチョコレート部分はドミニカ産ビーンズが使用されています。



アルコール分は1.8%も含まれているので、「運転時などはご遠慮ください」とのこと。



原材料にはドミニカ産カカオ豆を70%使用したカカオマスや、ブランデーなどを使った粉末酒が使われています。



中身を開けると、個包装された大人のごえんが出現。袋を開けただけでアルコール臭がぷんと香ります。1袋あたりの参考価格は150円で12枚入りなので、1枚あたりの価格は12.5円。ノーマルの五円チョコの倍以上の価格という大人なチョコレートです。



袋から開けるとこんな感じで、正確に五円硬貨が再現されています。ノーマルの五円チョコよりもかなり分厚いのがうれしいところ。



裏には白い粉末がついていました。これが粉末酒とのこと。



手にのせるとこんな感じ。



食べてみると、口の中でとろけていくとともに、想像以上に強烈な酒気が感じられます。食べた後も鼻からアルコールが抜けていく感覚まであり、1袋食べきるとほろ酔いになるのではと思うほど。運転時はもちろん、子どもに食べさせるのも控えた方が良さそうなレベル。お酒を飲まない編集部員にも食べてもらったところ、「ウイスキーボンボンのように液体が入っているわけではなく、アルコールのしびれるような風味がないので、むしろおいしくアルコールが味わえる」とのことでした。



かなり酒気漂うチョコレートとなっており、ドミニカ産カカオ豆のおかげかチョコレート自体も安っぽさがありません。「これはどう考えてもお酒に合う!」ということで、ブランデーと一緒に食べて相性を確かめてみます。



ブランデーをとくとく注いで……



大人のごえんをかじりつつブランデーを一口。ブランデー入りのチョコレートとブランデーの相性は抜群で、ついつい飲み過ぎてしまいそう。単体で楽しんでも、バーのおつまみに置いてあってもサマになりそうな大人のチョコレートとなっています。