亀山島の401高地に上ってピースサインをする馬英九総統=総統府提供

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(宜蘭 13日 中央社)馬英九総統は13日、訪問先の宜蘭県・亀山島で、沖ノ鳥礁(日本名:沖ノ鳥島)近海で台湾漁船が日本の海上保安庁に拿捕(だほ)された問題について、協議の早期実施に期待を示した。一方で、日本側が台湾との話し合いに消極的であることに触れ、「そういう態度は良くない」と批判した。

馬総統は先月下旬の問題発生後、沖ノ鳥礁は「島」ではなく「岩」で、日本に排他的経済水域(EEZ)を設定する権利はないと主張。今月1日には漁船保護のために巡視船など3隻を周辺海域に派遣している。

また、馬総統は、亀山島の面積は2.84平方キロメートルで、「沖ノ鳥礁の31万5000倍の大きさだ」と指摘。さらに亀山島と釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)は行政上、同じ宜蘭県頭城郷に属していると述べ、同列島の主権を改めて強調した。

馬総統は12日にも、台湾が実効支配する南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の太平島の大きさは「沖ノ鳥礁の5万1000倍だ」などと発言していた。

(謝佳珍/編集:杉野浩司)