12日、第69回カンヌ国際映画祭の開幕式レッドカーペットをジャックして話題の女優が中国メディアに「台湾人」と紹介されていたことで、台湾からは怒りの声が上がっている。

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2016年5月12日、第69回カンヌ国際映画祭の開幕式レッドカーペットをジャックして話題の女優が中国メディアに「台湾人」と紹介されていたことで、台湾からは怒りの声が上がっている。聯合報が伝えた。

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11日(現地時間)に開幕したカンヌ国際映画祭では、中国からコン・リー(鞏俐)やリー・ビンビン(李冰冰)といった女優たちが華やかにレッドカーペットを彩った。国際派女優コン・リーには各国メディアのカメラが向けられ、リー・ビンビンは米メディア「E!オンライン」で、「カンヌの10大ビューティー」の1人に選ばれている。

巨匠ウディ・アレン監督の登場で終了するはずだったレッドカーペットだが、最後にいきなり登場したのは、なんと中国の無名女優だった。この趙爾玲(チャオ・アルリン)という女優の思いがけない登場に、現地のメディアも不可解な面持ちを見せつつもカメラを向けていた。

まんまと「売名」に成功した形の趙爾玲だが、中国メディアは当初、「台湾出身の女優」と一斉に報道。しかし、後に山東省出身の中国人だったことが明らかになった。台湾のネット上では、「恥」を台湾になすりつける行為として怒りの声が上がっている。

趙爾玲が着用していた羽毛風のドレスが、ネット上では早速「悪趣味な七面鳥だ」と話題になっている。趙爾玲本人は今回のレッドカーペットについて、「チャリティー大使」として招待されたと説明。同じ山東省出身のコン・リーと「一緒に歩きたいと思っていた」などと平然とした様子で語っている。(翻訳・編集/Mathilda)