12日、韓国の市民団体は、12年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に運び込まれた仏像「観世音菩薩坐像」の早期返還を求めるデモを行った。これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国外交部。

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2016年5月12日、韓国・京郷新聞によると、韓国の市民団体は同日、ソウルの外交部前で、12年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に運び込まれた仏像「観世音菩薩坐像」の早期返還を求めるデモを行った。

「アジア太平洋戦争犠牲者遺族会」や人権政党「文化財発掘調査委員会」などは同日、ソウルで記者会見を開き、「韓国人の窃盗行為について謝罪するつもりで、韓国政府は国内に運び込まれた仏像を日本の寺に返還しなければならない」と主張した。さらに、「韓国の浮石寺にあった仏像が日本に渡った経緯が明確でない状況で仏像を返さなければ、韓国を法治国家と言えなくなる。日韓の未来志向的な発展のためにもこの問題を解決しなければならない」などと訴えた。

団体らはまた、市民1万人分の署名を集め、国会や法務部、外交部、文化財庁に請願書を送付する方針を明らかにした。また、6月には観音寺を訪れ、窃盗行為についての謝罪文を手渡すという。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「まずは日本が韓国の文化財を返して。団体らは仏像返還デモの前に、日本に盗まれた文化財を取り返すための活動をするべき」
「仏像を先に盗んだのは日本。浮石寺もそう主張しているし、何の条件も付けずに返還してはいけない」

「そんなことより、日本に行って慰安婦問題や独島(竹島)問題の解決を訴えて」
「法律上は日本に返さなければならないが、『返せ』と図々しく言う日本人の態度が理解できない」

「日本に返還してほしい。韓国で保管していたらいつなくなるか分からないし、適当に管理して文化財に傷をつけるかもしれない」
「両国の歴史交流のためにも返還するべき」
「まだ返してなかったの?盗んできたものなのに?世界から批判を受ける前に返した方がいい」(翻訳・編集/堂本)