毎月来るこの不調 なんとかならないの?

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イライラしたり、泣きたくなったり、食欲が抑えられなくなったり、異常な眠気に襲われたり、頭痛がしたり、むくんだり......。人によって症状も重さも違うけれど、毎月PMS(月経前症候群)に悩まされる女性は多いですね。その症状は、なんと200以上もあるそうです。

その原因ははっきりとは解明されていませんが、排卵後の「黄体期」に分泌される女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の急激な変動が関係しているという説があります。

特に30代になると、PMSは複雑化するようです。むくみや胸のハリ、下腹部痛や頭痛など体の不調に加え、精神的に不安定になる、攻撃的になる、自己否定的になるなど、心の不調が目立ってくるそうです。

異常な食欲とイライラはこれで乗り切れる

実にやっかいですが、女性に生まれてきた以上、上手に付き合っていくしかないですよね。今すぐできるセルフケアなら、食生活の見直しがあります。

感情が不安定なのは、血糖値のせいかも知れません。血糖値が下がると、食欲が極端に増したり、イライラが悪化したりすることがあります。かといって、急激に上げてしまうとその後急降下して悪循環に。砂糖、果物、チョコレート、ケーキなど血糖値を急激に上げる食品を避けましょう。

定番の炭水化物抜きダイエットは、空腹を感じやすい生理前はオススメできません。お米なら玄米、雑穀米、パンは全粒粉のタイプを選べば食物繊維が豊富で血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。豆類、いも類もいいでしょう。

ドカ食いに悩んでいるなら、食物繊維が豊富で、抗酸化作用が強いナッツ、ドライフルーツ、ポップコーンを間食したらどうでしょう? 噛み応えがあるので、少量でも満足感があります。ナッツ、ドライフルーツはビタミン・ミネラルも豊富なので、美容パワーもチャージできますよ。

情緒不安定になっているのは、神経が緊張・興奮しているかも知れません。カフェインは避け、イライラや情緒不安定を和らげるビタミンB6、カルシウム、マグネシウムを積極的に摂りましょう。具体的にはかつお、レバー、ナッツ、海藻などです。

イライラや精神的不安定に加え、頭痛、腹痛、腰痛にも悩まされているならメインのおかずには青魚を。DHA・EPAなどオメガ3脂肪酸が豊富に含まれていて、症状緩和に効果が期待できます。

また、"植物のエストロゲン"とも呼ばれる女性ホルモンに似た働きのあるイソフラボンを摂るのも効果的と言われています。イソフラボンは豆腐、豆乳などに含まれています。

不快なカラダの症状にはこれが効く

頭痛や腰痛、むくみなど身体の症状に悩んでいる人は乾燥豆、木の実、全粒の食品など利尿作用のあるビタミンEをふくむ食べ物を食べましょう。むくみを悪化させる塩分やアルコールはNGです。

そのほか、ストレッチや散歩などの軽い運動もPMSを改善してくれます。どうしても時間が取れない時は、ゆっくり深呼吸をしてみて。

アロマを使うのも1つの手。クラリセージ、イランイラン、カモミールローマン、ラベンダーなど、イライラを抑えてリラックスさせてくれたり、鎮痛作用があったりと効果は様々なので、自分にあったものを見つけてみてください。

社会生活に支障をきたしてしまうほどひどいPMSに悩んでいる人は、我慢しないで専門医に相談しましょう。

また、普段の生活や自分の性格を見直すこともとっても大事。ストレスが溜まっていたり、自分に厳しすぎたりするとPMSも重くなりがちです。上手に気分転換できる人は、上手にPMSと付き合えるようです。「ま、いいか」の精神があなたを救ってくれるかも!