熊本、大分の両県で規模の大きな地震が相次いで発生し、大きな被害をもたらした熊本地震からまもなく1カ月が経過する。熊本地震に関する報道は今なお中国でも多く見られ、その多くが大地震のなかにありながらも、被災地は秩序があるなどと高く評価するものだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 熊本、大分の両県で規模の大きな地震が相次いで発生し、大きな被害をもたらした熊本地震からまもなく1カ月が経過する。熊本地震に関する報道は今なお中国でも多く見られ、その多くが大地震のなかにありながらも、被災地は秩序があるなどと高く評価するものだ。

 中国メディアの緯度女性網はこのほど、日本で地震災害が発生するたびに日本社会および被災者の行動は中国の人びとに深い印象をあたえると伝え、中国メディアの記者が熊本地震の被災地を訪れ、行った取材の様子について紹介している。

 記事は、熊本で4月14日、16日に大きな地震が発生したことを受け、中国人記者が取材のために訪日したことを紹介。福岡空港に到着した際、余震が相次いで発生していたが、日本の人びとは非常に冷静で、取り乱す様子は見られなかったと紹介。ただ、福岡市内の百貨店では防災グッズが売り切れていたところから、取り乱す様子のなかった日本人も実際には不安を感じていたはずだと論じた。

 さらに、被災地では物流が寸断され、食べ物を調達するにもモノが売っていない状況だったとしながらも、一部のスーパーでは弁当を値上げするどころか大幅に値下げして提供したと驚きを示し、これには中国のネット上では感嘆の声があがったと伝えた。

 また記事は、日本でも地震発生後に一部で火事場泥棒が出現し、警察関係者の頭を悩ませたとする一方、中国人記者が実際に被災地で目にしたのは、評判どおり秩序正しい人びとの姿だったと伝え、「被災者たちはまるで何事もなかったかのように、話をしたり、食事を作ったりしていた」と驚きを示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)