『世界から猫が消えたなら』 (C)2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会

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【週末シネマリサーチ】前編
〜意外なところにヒットの秘密が!〜

週末公開される注目映画の興行収入や観客動員数を、キャストのメディア露出や注目ニュース度をもとに推測! ヒット予想を展開します。「あの人の熱愛!」や「思わぬスキャンダル」報道が大ヒットの要因になるかも!?

◆今週公開作のテーマは「人のために」!

5月7日-8日のランキングは、公開3週目を迎えた『ズートピア』(ディズニー)が週末土日動員28万8000人を記録し、『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(東宝)のV4を阻止した。横山秀夫の傑作警察小説『64-ロクヨン-前編』(東宝)は全国319スクリーンで公開され、初週土日動員20万3000人で3位発進。「EXILE TRIBE」のメンバーが出演する『ROAD TO HiGH&LOW』(松竹)は全国142スクリーンで公開され、初週土日動員9万2000人を記録し6位という結果だった。

今週は、阿部サダヲ主演で贈る時代劇『殿、利息でござる!』(松竹)、東宝が放つヒューマンストーリー『世界から猫が消えたなら』などが公開。どちらも「人のために」というメッセージが込められた作品。どんな数字を出すか注目だ。
(※ランキングは初週土日の観客動員数、上映館数は公式HPや配給情報参照)

[今週の上位ランキング予想]
◎[2位予想]『世界から猫が消えたなら』(東宝)
〇[3位予想]『殿、利息でござる!』(松竹)
▲ 該当作なし
△[8位予想]『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』(東映)
*『ヘイル、シーザー!』(東宝東和)
(◎:大本命 〇:対抗 ▲:一発あり △:穴で *:期待)

◎【2位予想】『世界から猫が消えたなら』
ヒットメーカーの映画プロデューサー・川村元気による同名小説を、佐藤健&宮崎あおいで映画化したヒューマンストーリー。脳腫瘍で余命いくばくかと宣告された青年が、自身とそっくりな風貌の悪魔から「大切なものと引き換えに寿命を一日のばしてやる」と言われ、取り引きに応じたことから起こる出来事を描く。

原作は70万部を突破したベストセラー。メガホンをとった永井聡監督は、妻夫木聡&北川景子出演の映画『ジャッジ!』(14年/松竹)が、全国253スクリーンで公開され、初週土日動員7万2000人という数字を出した。主演の佐藤はハイアベレージヒッターで、『バクマン。』(15年/東宝)が全国325スクリーンで公開され、初週土日動員18万4000人、『るろうに剣心』シリーズが、初週土日動員29万5000人⇒43万3000人⇒71万8000人(左より第1、第2、第3弾)という実績がある。

本作は約290館での上映。5月1日にはイベント試写会が行われ、佐藤、宮崎ともに出席。主題歌を担当したHARUHIがシークレットゲストとして登壇し、歌声で客席を魅了した。上記作品以外でも、佐藤出演の東宝配給作品としては『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13年)が初週土日動員13万5000人、『リアル 完全なる首長竜の日』(13年)が9万6000人という結果もある。しっとりとした作品で、観客のレンジは広そう。15万人以上の集客は期待したいところだ。(後編「『殿、利息!』は号泣作品」へ続く…)

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