日本の国産ステルス実証機「X2」が初飛行に成功したことについて、中国メディアの今日頭条はこのほど、X2の初飛行が成功したことの意義について論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF。F−22戦闘機)

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 日本の国産ステルス実証機「X2」が初飛行に成功したことについて、中国メディアの今日頭条はこのほど、英メディアの報道を引用し、X2の初飛行が成功したことの意義について論じる記事を掲載した。

 記事は、X2が初飛行に成功したことは日本が戦闘機「F-3」を開発するうえでの重要なステップだったと指摘する一方、日本には過去にF-16をベースとして開発したF-2のコストが3倍に膨れ上がったという経験があり、F-3の開発もコスト面で同様の課題に直面する可能性があると指摘した。

 さらに国産戦闘機の開発を試みているのは日本だけではなく、韓国とインドネシアによる「KFX」の共同開発の例もあると指摘。日本、韓国、インドネシアの航空メーカーは米国、欧州、ロシアから技術力の低さを嘲笑されるかもしれないが、例えそうであっても国産戦闘機を持つというのは「国家にとって誇らしいこと」であると伝えた。

 つまりX2の開発には、単に技術を実証し、技術力を誇るということをはるかに超えた重要な意義、すなわち「国家のメンツ」がかかったプロジェクトとしての意義があったということだ。

 また、日本が国産戦闘機を開発する理由には、中国が軍事力を急激に増強させていることも要因の1つとして挙げられるだろう。中国はこれまで「量」の面では圧倒的だったが、近年は兵器の「質」もアップグレードさせており、すでに自国でステルス戦闘機も開発・生産できる状況にある。

 中国国内ではX2のスペック等が中国の戦闘機開発の水準に大きく劣っていると嘲笑する声が存在するが、X2開発で得た技術をベースとした飛躍的な発展を期待したいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF。F-22戦闘機)