【豆知識】ドラえもんの知られざる秘密12選! ひどいトリビアだらけ

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藤子・F・不二雄の不朽の名作といえば「ドラえもん」ですよね。今なおTVアニメが放送され、定期的に劇場版も制作されるなど、世代を超えて愛されているアニメ・マンガ作品の1つです。

ひどい設定もたくさんある



ドラえもんが初めて発表されたのは1969年。なんと、もうすぐ50周年を迎えるわけです。それだけ歴史が長くなると「昔はそんな設定だったのか!」や「こんなひどいことしてたのか!」と、驚いてしまうようなことがたくさんあります。

そこで今回は、ドラえもんのひどい設定やひどい豆知識に特化して12連発でお届けします!

ドラえもんの知られざる秘密12選



1. ドラえもんの体内には原子炉がある



なんと、ドラえもんは原子力で動いているのです。体内に原子炉が搭載され、食べたものがすべて原子力エネルギーになるのだとか。ドラえもんを危険な目にあわせたら大変なことになるぞ……!

2. ドラえもんの肩書は「特定意志薄弱児童監視指導員」

ドラえもんは“特定意志薄弱児童監視指導員”という肩書を持っているそうです。これは『ドラえもん百科』という作品で発表されたものなので、公式設定とするかどうかはファンの間でも議論されているのだとか……。

3. のび太は10年間無人島で生き延びた



のび太はたった一人で10年間も無人島で生き延びたことがあります。無人島から助けを呼んで、ドラえもんがやって来たのが10年後だったのですが、その間たった一人で生き延びていたのですから凄まじいサバイバル力ですよね。

その後、『タイムふろしき』で元に戻ったのですが、10年間無人島でサバイバルした記憶と経験は消えていないはずです。

4. のび太の両親は優しい設定だった?

連載開始当初の初期設定ともいえるキャラクター紹介では、のび太の両親は甘くて絶対にのび太を怒らないとされていました。とはいえ、のび太がダメ男キャラで、ドラえもんが手を差し伸べるキャラだと考えると、両親が怒らないキャラでは話が進まないでしょう。すぐ設定が変更されたのも納得です。

5. のび太たちは東京都練馬区在住



作中でスネ夫の住所が『東京都練馬区月見台すすきヶ原3-10-5』と公開されたことがあります。同じ小学校に通う仲ですから、のび太たちは全員練馬区民だと考えて間違いないでしょう。

6. ドラえもんはほとんどの機能が故障中

ドラえもんの身体は四次元ポケットの他にもたくさんの機能が備わっているのですが、なんとその大半が故障中となっています。

人間の200倍のにおいを嗅げる『強力鼻』、遠くのものをさぐる『レーダーひげ』、猫のように歩ける『へんぺい足』、猫を呼び寄せる『ネコあつめすず』などがすべて故障中。満身創痍状態です。

7. しずかの名前は『しず子』だった

連載開始当初のキャラクター設定では、ヒロイン的存在のしずかちゃんが『しず子』という名前で紹介されています。漫画では『しずちゃん』と呼ばれているしずかちゃん。どのタイミングで『しず子』から『しずか』に切り替わったのかは謎です。

8. ジャイアンはツチノコの第一発見者

未来ではジャイアンがツチノコの第一発見者として知られていて、百科事典にまで掲載されています。

9. のび太は起業に失敗して借金まみれだった



ドラえもんが未来からやって来なければ、のび太はジャイ子と結婚していたのは割とよく知られている設定ですが、なんと他にも大学入試に失敗したのをきっかけに自ら会社を起業しているのです。

ただし、5年後に花火が原因で会社が全焼し、その2年後に会社が潰れて借金まみれになってしまいます。起業する行動力は素晴らしいと思いますが……。

10. ドラえもんのしっぽを引っ張ると姿を消せた?

ドラえもんのしっぽは電源になっていて、引っ張るとすべての動作が止まる設定になっていますが、昔は違いました。しっぽを引っ張ると姿を消すことができるという設定にされていたのです。この機能を使いこなしたらいろいろな道具が不要になってしまいそうですから、設定が変わるのも当然ですね。

11. 宇宙のどこかで栗まんじゅうが増殖し続けている



一滴ふりかけると5分ごとにその物体が2倍に増える『バイバイン』という道具を使い、栗まんじゅうを増殖したことがあります。しかし、増殖させすぎて地球が栗まんじゅうで潰れてしまう危険が生まれてしまったため、栗まんじゅうを宇宙の彼方に飛ばして難を逃れました。現在も宇宙のどこかで膨大な量の栗まんじゅうが増え続けているのです。

12. ドラえもんは高級ロボットすぎて蚊に刺される

茂みに隠れた時にドラえもんも蚊に刺されるという描写がされたことがあります。この時ドラえもんは「ボクくらい高級なロボットになると蚊にも刺されるんだ」と弁明。理屈がまったくわかりませんが、とりあえずドラえもんは高級ロボットだったようです。

まだたくさんの知られざるトリビアが



いかがでしょうか。他にもテレビアニメオリジナルの作品などを含めると、まだまだとんでもない量のトリビアが眠っているのです。また機会があればこちらで改めて紹介しますね。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/