行政院庁舎前で閣僚らと共に記念撮影を行う張善政・行政院長(前列右4)

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(台北 12日 中央社)今月20日の民主進歩党(民進党)・蔡英文政権発足を前に、張善政・行政院長(首相)は12日、馬英九総統に内閣総辞職案を提出した。今後は政権交代に向けた準備期間に入る。

張氏は、1月の総統・立法委員(国会議員)選挙における中国国民党の大敗を受けて辞任した毛治国氏の後任として、2月1日に就任。同月6日に起きた台湾南部地震や、日本の沖ノ鳥礁(日本名:沖ノ鳥島)近海での台湾漁船拿捕(だほ)、台湾独立を志向する新政権の成立に向けて圧力を強める中国大陸への対応にも当たった。

張氏は、同内閣は任期こそ短かったが、突発的な事件などでの閣僚の働きは自身の予想を大きく超えていたと強調。費用対効果は歴代で最も高かったと称賛した。

20日には、民進党の陳水扁政権で財政部長(財相)などを務めた林全氏率いる新内閣が発足する予定。

(戴雅真/編集:杉野浩司)