国別の睡眠時間を調査すると、日本はシンガポールと並んで世界で最も短いことが明らかになった。

米ミシガン大学のチームが米科学誌「サイエンス・アドバンシーズ」(電子版)の2016年5月6日号に発表した。

それでも女性は男性より30分睡眠時間が長い

それによると、研究チームは独自に開発したスマートフォンの無料アプリを使って、100か国で15歳以上の約6000人を対象に就寝・起床時間を記録、平均睡眠時間を調査した。その結果、最長はオランダの8時間12分、日本とシンガポールはともに7時間24分で、最短だった。同チームでは、「国ごとに社会的なプレッシャーによる影響が異なり、体内時計の働きが弱まることで就寝が遅くなり、睡眠時間の減少につながっている」と指摘している。

また、各国とも女性は男性より平均で約30分長く、女性の方が長時間眠るという定説が裏付けられた形だ。

経済協力開発機構(OECD)が2009年に参加18か国(当時)で行なった調査でも、日本は1位のフランスより約1時間少ない7時間50分で、韓国に次いで下から2番目だった。