夫婦の”へそくり”事情はどうなっているの?

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夫や妻に内緒でお金を貯めるへそくり。この言葉を聞いて、”ドキッ”とした人もいるのでは? 世間の人たちがどのくらいへそくりを貯めているのか、どういった使い方をしているのか調べました。

●気になるへそくり金額は?

へそくりと聞いて、やっぱり気になるのはその金額。2014年にオリックス銀行が行った「夫婦の関係と懐事情についての調査」(有効回答数:1000)を参考に、男女別、年代別の平均金額を見ていきましょう。

□男女別のへそくり金額

・夫:136万円

・妻:155万円

□年代別のへそくり金額

・20代:88万円

・30代:131万円

・40代:80万円

・50代:209万円

・60代:212万円

妻のほうが、夫よりも金額が多いという結果に。意外と40代の金額が低いのも驚きです。ちなみに、へそくりをどこから捻出しているのかも、気になるところですよね。お小遣いからコツコツと貯めるという夫が、約半数の47.9%、妻は独身時代からの貯蓄をへそくりにしている人が42.9%でそれぞれ1位でした。

●へそくりの目的はいったい…?

へそくりの使い道も、夫婦で内容が異なるようです。オリックス銀行が2013年2月に行った「夫と妻の家計管理に関する意識の違いについての調査」(有効回答数:500)によると、結果は以下の通り。

□妻のへそくりの使い道

・子どものため(39.4%)

・生活費の補てんのため(30.3%)

・家族でのレジャー、旅行のため(30.3%)

・収入減少への備え(25.7%)

・貯めることが好き(23.9%)

□夫のへそくりの使い道

・家族でのレジャー、旅行のため(39.5%)

・友人との交際費(36.0%)

・生活費の補てんのため(28.9%)

・収入減少への備え(22.8%)

・子どものため(20.2%)

大きく差が出たのは、「子どものため」という項目。約40%の妻が子どものために使うと回答したのに対し、夫はおよそ半数の約20%という結果に。

また、妻は全体的に家庭のためにへそくりを使う傾向がありますが、夫は「友人との交際費」が2番目にランクインしています。

こうしてみると、一見妻は堅実に、夫は享楽的にへそくりを使っているようにも見えてしまいますが、その背景にあるのは「夫のお小遣い制」の多さかもしれません。

この調査の回答者のうち、全体の半分以上が「妻が家計を管理し、夫にお小遣いを渡す」とのこと。お小遣いの額までは掲載されていませんが、日ごろ我慢している分、へそくりくらいは自分が楽しめることに使いたいという、お小遣いの少ない夫たちの本音なのかも…?

意外と貯めている人が多かったへそくり。夫婦でへそくり事情はかなり異なるようです。一般的に、夫婦で隠し事があるのは、あまり良くないといわれますよね。しかし、なかなか上がらない給料やどんどん上がる税金などに備えて、堅実にお金を貯めておくのは大切なこと。そのために、へそくりをするのも、ひとつの貯蓄テクニックなのかもしれませんね。

(文・姉崎マリオ/考務店)