11日、米オバマ大統領が現職の米国大統領として初めて広島を訪問することが決まったが、中国から「安倍首相の南京訪問はいつになるのか」と圧力がかかる可能性がある。写真は南京大虐殺記念館。

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2016年5月11日、仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語サイトは、米オバマ大統領が現職の米国大統領として初めて広島を訪問することが決まったが、これを受けて専門家は、中国から「安倍首相の南京訪問はいつになるのか」と圧力がかかる可能性があると指摘した。

オバマ大統領が広島を訪問することで、原爆投下に対する謝罪も期待されているが、ホワイトハウスは「謝罪は行わない」旨を明らかにしている。しかし、現職大統領の広島訪問は日米双方にとって外交上の勝利とみなされている。

一方、中国はオバマ大統領の広島訪問を慎重に見極めている。北京大学の専門家は、オバマ大統領の「核兵器なき世界」の理念を中国は積極的に評価しているとしつつ、日本が第2次世界大戦における被害者であると印象づけるおそれもあると指摘。広島訪問を政治的に利用することを警戒しているという。

また、米国の現職大統領が広島を訪問することを受け、日本の首相も南京を訪問するべきだとの見方も出ている。実現すれば、歴史問題においても大きな一歩になるとしているが、日本の政界では保守派が勢力を伸ばしており、早期の実現は難しいとみられる。(翻訳・編集/岡田)