このほど、日本のあるビジネスホテルに滞在した台湾のネットユーザーが、ホテル内のレストランの案内で「意味不明」の中国語を発見したという。まるで暗号のような漢字の羅列の意味を知ったユーザーからは「日本人って本当に可愛いな」との声が出たとのことだ。台湾メディア・中国時報電子版が10日報じた。(イメージ写真提供:台湾の中国語による落書き (C)Yali Shi/123RF)

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 このほど、日本のあるビジネスホテルに滞在した台湾のネットユーザーが、ホテル内のレストランの案内で「意味不明」の中国語を発見したという。まるで暗号のような漢字の羅列の意味を知ったユーザーからは「日本人って本当に可愛いな」との声が出たとのことだ。台湾メディア・中国時報電子版が10日報じた。

 記事は、「日本のサービスが与える印象は、非常に周到というものだが、これは多くの台湾人をより驚愕させるかもしれない」としたうえで、先日あるネットユーザーが台湾のネット掲示板上に掲載した書き込みについて紹介。そこには「日本のビジネスホテルでセルフサービスの朝食をとった時、渡された『食事中です』、『食べ終わりました』のカードに、日本語、英語、簡体字中国語、韓国語とともに『意味不明』の漢字の羅列が並んでいた」と書かれていたことを伝えた。

 そして、見た目に意味が全く分からなかったため、一度読んでみるとそれが「台湾語」の音を無理矢理漢字で表記したことにようやく気付いたとし、その「謎の漢字の羅列」を撮影した画像を紹介している。「ホーロー語」などとも呼ばれる台湾語の発音を、意味を無視したうえで漢字で表記しているために起こる現象だ。共通語の中国語を知っていても、全く意味が理解できない。「文字化け」してるのか、と思ってしまう。

 台湾語はもともと話すための言葉であり、書くことを目的に発展してきた言語ではない。広東語も同様で、広東語の場合は書く上での不便さを解消するため、わざわざ固有の漢字をたくさん作って表記しているのだ。

 台湾語話者に対して非常に細やかながらも、分かってもらうまでに時間かかりそうなこのサービス。むしろ、「国語」と言われる繁体字中国語で書いてくれれば混乱しないで済むのかもしれない。ネットユーザーからは「すごい創意だ」、「広東語みたいだ」といった意見が寄せられた。中には「台湾語できるけど、こんな書かれ方したら逆に分からないよ」、「なんかの専門用語が並んでるのかと思っちゃった」との声も出た、と記事は伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:台湾の中国語による落書き (C)Yali Shi/123RF)