ちょっと高くね? 美容院の料金にまつわる疑問を現役美容師が回答!

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「キレイになりたい」という気持ちは、働くアラサー世代ならずとも、女性に共通する思いでしょう。そんな女性たちの心強い味方になるのが美容院ですが、サロンによって値段がまちまち。働く女性たちは、美容院にどのようなイメージを持ち、どのように活用しているのでしょうか。

■なんだか高く感じる

・「美容院と理容室で何故あんなにカットの値段に差があるのかわからない」(31歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

・「髪を切るだけで高いお金を払うのはもったいない。行った時には思い切り短くし、極力切らなくて済むようにしている」(34歳/建築・土木/技術職)

お気に入りの美容師や雰囲気のいいサロンと出会ったことがあるかないかでも、美容院に抱くイメージは大きくちがってくるでしょう。また、空いた時間を利用して手短に調髪する程度なら理容室へ、半年か1年くらいに一度、バッチリ決めたいときは美容院へ! という人も少なくないようです。

■高くても「キレイ」には不可欠!

・「もう少し安かったら、頻繁に通ったり、トリートメントなどのオプションもつけたりしたい」(32歳/学校・教育関連/専門職)

・「金額は少し高いけど、美容院は欠かせない」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「なかなか時間が取れなくていけない。でも、半年に1回でも綺麗になりたい」(33歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

お値段も張るし、時間もかかる。美容院に通ってはいながらも、もっと気軽に行けたらなぁ……というのがホンネかもしれません。それでも、やっぱりそれだけの価値はある、だって私をキレイに磨いてくれるんだから!

■カラーとリタッチでなぜ料金に大差がないの?

・「疑問はカラーの料金の仕組み。伸びてきた部分のリタッチだけでも、普通のカラー料金とあまり変わらない」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「日頃のケアがしやすいヘアアレンジを希望しているのに、この方が似合うと言って、アレンジに時間がかかることをしてくる」(27歳/小売店/販売職・サービス系)

・「着て行ってはダメな服はあるのか? また、メイクはどの程度までOKか、教えてほしい」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

ここでは、より具体的な疑問点や不満の声を並べました。美容院の施術について、同じような疑問や不満を覚えた人も少なくないのでは?

■現役美容師に聞く! 美容院をめぐるお金の問題

青山や吉祥寺など首都圏に6店舗を構える「KINGDOM」に務めるイケメン美容師・佐藤陽彦さん(港南台店サロンディレクター)に、さまざまな謎(?)について直撃してみましょう。

「美容院の施術は、お客さまそれぞれにより似合うようヘアデザインを提案するオーダーメイドのサービスであるとお考えください。お客さまお一人お一人のために準備をして、施術の時間を確保するために、予約制を採っています。施術の内容を毎回カルテに記録して、次回のお越しに備えています」(佐藤さん)

そのようなシステムであれば、理容室に比べて施術時間が長く料金が高くなるのも、もっともではないでしょうか。

「お客さま第一の姿勢を徹底しているKINGDOMでは、より似合うのではと考えるアレンジと、お客さまご自身がケアしやすいアレンジの両方を提示して、どちらかを選んでいただいています。

また、カラーとリタッチで料金に大きな差がないのは、使うカラー剤の量はどちらもあまり変わらないため。カラー剤は髪の根元に使う場合が多く、カラー料金は使用する薬液の量で決まるのです。既染部の髪の長さや量によっても薬液の量は変わるので、フルヘッドの場合の料金にも個々人で差が出ます」(佐藤さん)

おかしいのでは? と疑うばかりでなく、専門家に聞いてみれば案外、疑問は簡単に解けますね。ところで、美容院に行くときにはおしゃれをしたほうがいいでしょうか?

「ご来店に際してNGな服装はございません。むしろ、せっかくでしたら、華やいだ雰囲気になることをイメージされて、施術後そのままお出掛けになれるようにおめかししていらしてくださったらうれしいですね! メイクにつきましては、普段されている感じに似合うヘアスタイルをご提案したいので、いつもどおりが一番です」(佐藤さん)

あまり着飾って行っても自意識過剰かなぁ? と考えるのは取り越し苦労のようですね。ちょっとくらい気取った感じが、ちょうどいいようです。

「最後に“自分はかわいくない”と思い込んでしまっている方にこそ、ぜひ来ていただきたいですね! お客さまそれぞれが持つ個性を輝かせ、美しさを引き出すことがわれわれ美容師の務めです。ここで『僕がかわいくしてみせます!』と宣言したら、豪語しているように思われてしまうでしょうか?」(佐藤さん)

■まとめ

久しく美容院から足が遠のいている人も、初夏の陽気に誘われて美容院へ出掛けてみてはいかがでしょうか。料金にまつわる疑問が解決すれば、納得して施術を受けることができそうです。

(小野ひとみ/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2016年4月にWebアンケート。有効回答数405件(22〜34歳の働く女性)

※画像はイメージです