日本では、家に帰って玄関で靴を脱ぐのが当たり前だ。そしてトイレには、自宅内で履くものとは別にスリッパが用意してある。しかしこれは、中国人をはじめとする外国人にとってはしばしば奇妙な光景に映るようである。中国メディア・捜狐は9日、「面白いと思う、日本人の生活習慣とはどんなものか」と題した文章のなかで、日本人の靴を脱ぐ習慣について解説している。

 記事は、「日本では床に高低差がある場所であれば、それは靴やスリッパを脱がなければいけないことを説明している」とし、玄関では靴を脱いでスリッパに履き替え、畳の部屋へ入る際にはそのスリッパをも脱がなければならないと説明した。また、トイレには専用のスリッパが用意されており「慣れない人はうっかり履き替えるのを忘れてしまう」とした。

 さらに、幼稚園から高校に至るまで、校舎に入る際には必ず「家から履いてきた靴を脱ぎ、下駄箱に保管されている学校統一の上履きに履き替えなければならい」とも紹介。体育の授業でも運動靴に履き替える必要があるとした。同時に、下駄箱は「学生にとっての青春の象徴であり、ラブレターや伝言が入っているという状況がしばしば起きる」とも説明している。

 記事はまた、公共施設やフィットネスクラブ、寺社、病院、飲食店などでも靴を脱いだり履き替えたりする必要があるとも指摘。特に寺社で本堂などに登る際には土足も裸足もタブーであり、あらかじめ靴下を用意しておく必要があると紹介している。

 そして最後に、日本では「靴を脱ぐ文化」がもはや生活の一部分と化しており、「ドラマなどでは泥棒が靴を脱いでから仕事に取り掛かるという、われわれから見れば実に滑稽なシーンも存在する」と説明。このような独特の習慣を持つ日本を訪れる際には「着脱がしやすい靴を履いていくことを忘れないように」とした。

 外履きに上履き、運動靴に体育館履き……。学生時分は当たり前のようにその都度履き替えていたが、今客観的に考えてみると確かにずいぶん面倒なことを毎日繰り返していたな、とも思える。日本人ですらたまにそう思うのだから、外国人から「クレイジーな習慣」と思われても不思議ではないだろう。なお、自宅で靴を脱ぐ習慣については必ずしも「日本だけのもの」という訳ではないようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)