「イメージ通り」のループ弾で五輪メンバーに名乗り…富樫「責任感が芽生えた」

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 U−23日本代表として公式戦初出場初スタメンのFW富樫敬真(横浜F・マリノス)が、華麗なループシュートでゴールを奪い、存在感を放った。

「MS&ADカップ 2016 〜九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本〜」が11日に佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムで開催され、U−23日本代表はガーナ代表と対戦。MF矢島慎也(ファジアーノ岡山)の2得点でリードしていた30分、富樫にこの日最大の見せ場が訪れる。

 2トップでコンビを組んだFW浅野拓磨(サンフレッチェ広島)からのパスをペナルティエリア内中央で受けた富樫は、「トラップがでかめになった」というものの、その瞬間「キーパーが結構食いついてきてくれていたのが見えた」という。GKの動きをしっかり見極めた富樫は、冷静にループシュートを放ちゴールネットを揺らした。

 富樫自身も「イメージ通り」と口にするほどの技ありゴールで勝利に貢献したが、満足はしていない。後半に再度訪れた同じようなチャンスシーンでは飛び出した相手GKにブロックされ、これには「やっぱり2点目を決められないっていうのが、まだ自分の実力なのかなと思います」と悔やんだ。

 それでも日の丸を背負って戦ったことで、「今までとは違う雰囲気とか責任感とかも芽生えた」と話す富樫。だが、この日のゴールでポジション争いに名乗りを上げたばかり。本人も「ビギナーズラックで片付けられないように、これをコンスタントに続けて行くのが大事だと思う」と五輪メンバー入りへ意気込んだ。