実はとっても疲れやすい!頭を支える「首の筋肉」エクササイズ

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頭の重さはボーリング玉約1個分と、結構重い。

首はその頭を支え位置を調整するという重要な役割を担っているため、疲労や凝りが溜まりやすいです。

首の筋力が弱くなり頭を支える力がなくなってしまうと、頭を真っ直ぐ保つだけで負担になり肩凝りや腰痛の原因となる恐れがあります。

そこで今回は理学療法士の筆者が、空いた時間に簡単にできる首の筋肉の鍛え方をお伝えします。

■首を鍛えると3つの良いこと

(1)良い姿勢を保てる

姿勢がいい人は、頭の位置が体のまっすぐ上にあります。頭をまっすぐに保つのにも首の筋肉を使っているので、首を鍛えることは姿勢が良くなることにもつながるのです。

首の力が弱く頭が前のめりになると、それにともなって姿勢が悪くなってしまうのです。

(2)凝りの解消

冒頭でも言いましたが、頭はボーリング玉約1個分の重さがあります。首の筋力が落ちてくると疲れやすくなり、“凝り”となってあらわれます。

筋力をつければ疲れにくくなり、凝ることも少なくなります。

(3)体幹が鍛えられる

身体はすべて繋がっています。特に背骨は頭から首、腰や骨盤まで繫がっていて連動しているので、良くも悪くも影響を与え合っています。

首の筋力があがれば頭を良い位置で支えられるので、腰やお腹まわりにも自然と力が入り、体幹が強くなります。 

■首を鍛えるエクササイズ

(1)首の後面を鍛える

頭の後ろで手を組み、手の平と頭で押し合います(手は頭を押し、頭は手を押し返します)。顎は引きましょう。

頭の位置が動かないよう、均等な力をかけるようにします。10秒〜15秒押し合いましょう。

アキ「首重」

(2)首の側面を鍛える

耳の上に手を当て、手のひらと頭で10秒〜15秒押し合いをします。頭の位置が動かないように注意しましょう。左右行います。

アキ「首重」

(3)首の前面を鍛える

うつ伏せになり手の甲の上におでこを乗せ、あごを軽く引きます。お腹から下は床につけます。

アキ「首重」

おでこを支点に力を入れ、お腹を床から離します。そうすると自然に腹筋にも力が入ります。呼吸は止めないように、10秒から15秒保持します。

アキ「首重」

(1)(2)の筋トレはどこでも行えるので、仕事の合間やトイレに座ったとき、テレビを見ながらなど、こまめに行ってみてください。

(3)は、朝目覚めたベッドの中や夜寝る前など、ぜひご自宅でやってみてください。

いかがでしたか? 頭を支える大事な部分ですが、意識しないとなかなか鍛えるのが難しい首。

今回ご紹介した方法だと空き時間に簡単に鍛えられるので、ぜひ試してみてくださいね。

【筆者略歴】

安季 ・・・ 理学療法士として患者さんへのリハビリ業務に携わる。その傍ら、リラクゼーションサロン『sayamakan』を開設し、アロマトリートメント、1人1人に合わせた自宅で出来るセルフトレーニングプランの作成などを提案している。

【画像】

※ bertys30 / PIXTA