9日、韓国の医療韓流ブームと政府の「100万人計画」に赤信号がついている。一連のマイナス報道などを原因に、中国人患者が急減している。

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2016年5月9日、環球網によると、韓国の医療韓流ブームに赤信号がついている。美容整形目的で韓国を訪れる中国人は近年増加の一途をたどっていたが、2015年から減少し始めている。韓国の医療サービスに対する満足度も、14年の89.6%から15年は86.6%となり、3ポイント低下した。

韓国紙・朝鮮日報によると、ブームに陰りが生じている原因の一つとして、中国メディアが韓国の美容整形にまつわる副作用やぼったくりなどのマイナス面を立て続けに報じていることがある。韓国政府は20年までに美容整形目的の外国人を100万人訪韓させることを目指しているが、中国人の訪韓が減少していることが計画に影響するのは間違いない。

韓国保健福祉部は4月22日、中国に代表団を派遣し、中国国家衛生・計画出産委員会と整形患者の権利保護などについて協議。4月からは付加価値税の還付制度を実施しているほか、外国人整形患者が詳しい治療内容を知ることができるようにするなどの対応もとっている。6月からは仲介業務も厳格化される。

韓国・延世大学の専門家は「増加ペースが落ち着いたことはかえって好機だ」とし、「むやみに外国人患者を増やすのではなく、医療韓流の競争力を積極的に底上げすべきだ」と話している。(翻訳・編集/岡田)