資料写真=漁船保護のため沖ノ鳥周辺に派遣された巡視船「宜蘭艦」(3000トン級)

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(台北 11日 中央社)海岸巡防署(海巡署、海上保安庁に相当)は10日、沖ノ鳥礁(日本名:沖ノ鳥島)の南西200カイリ(約370キロ)の海上で同日午前4時ごろ、巡視船団が日本の海上保安庁の巡視船4隻と遭遇したと発表した。双方は7日にも同海域で遭遇している。

海巡署によると、海保の巡視船団は3〜8カイリ(約6〜15キロ)後方を航行、操業中の台湾漁船に対する妨害などは行わなかった。台湾側は無線を通じ、「ここは公海で、わが国の船舶は航行と作業を行う権利がある」「問題があれば外交ルートを通じて平和的に解決しよう」などと中国語と日本語で呼びかけた。

政府は先月下旬、沖ノ鳥礁近海で台湾漁船が海保に拿捕(だほ)されたのを受け、今月1日に巡視船など3隻を同海域に派遣。また、同礁は「岩」であり、日本側に排他的経済水域(EEZ)を設定する権利はないとの立場を示している。

(劉建邦/編集:杉野浩司)