10日、韓国で「絶壁」とも呼ばれる人口減少が深刻化していることが分かった。写真は韓国の有名大学・ソウル大学。

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2016年5月10日、新華網によると、韓国で「絶壁」とも呼ばれる人口減少が深刻化していることが分かった。

韓国教育部によると、2015年末時点の韓国の学齢人口(6〜21歳)は887万人で、1996年(1171万人)比で25%減少した。今後はさらに減少を続け、2040年には2015年比でさらに25%減少するとみられている。

韓国では1994年に大学修学能力試験(センター試験に該当)を導入してから2002年まで、大学の定員数は上昇を続けたが、それ以降は減少傾向にある。2005〜2015年の10年間で10万人減少しているが、それでも2020年の定員数は高校の卒業生数よりも3万5000人上回ると推計されている。

教育部は2023年までに定員数を16万人減らす計画だが、大学などの利害関係から実行性に疑問の声も上がっている。韓国大学教育研究所の担当者は、「政府は1996年の時点ですでに定員数が卒業生の数を上回ることを予期していたにもかかわらず、何の対策も取らなかった」と批判している。(翻訳・編集/北田)