11日、韓国メディアによると、密入国や不法な搬出入が相次いでいる韓国・仁川国際空港で、またしても数百錠の麻薬を所持した麻薬前科者の入国を防げなかった事実が明らかとなった。これについて、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。写真は仁川国際空港。

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2016年5月11日、韓国・ノーカットニュースによると、密入国や不法な搬出入が相次いでいる韓国・仁川国際空港で、またしても数百錠の麻薬を所持した麻薬前科者の入国を防げなかった事実が明らかとなった。

11日、議政府地検によると、A(42)は昨年12月10日、台湾で友人から購入した700万ウォン(約65万円)相当の合成麻薬300錠を下着の中に隠し持ったまま韓国に入国した。Aには大麻を購入し、吸引した前科があったが、空港のセキュリティー検査を何事もなく通過。その後、インターネットを通して知人らに1錠10万ウォン(約9300円)で販売した。友人と共に自身も麻薬を吸ったAの犯行は、麻薬購入者の1人が逮捕されたことで明らかになったという。

仁川空港の密入国・不法搬出入事件は今回だけではない。最近はチョコパイの袋にドル紙幣を隠し、出国する運び屋の荷物に入れるという手法で100億ウォン(約9億3000万円)以上の現金をフィリピンに不法に搬出した集団が摘発された。先月には下着の中に隠してセキュリティー検査を通過する手法で4億5000万ウォン(約4200万円)相当のヒロポンを韓国に持ち込んだ集団が逮捕された。また、ベトナム人のBは1月、自動入国審査台のスクリーンドアを力ずくでこじ開けて密入国した容疑で検挙された。

これに対し、仁川空港側は「麻薬犯に関するリストを作って管理しているが、入国する彼ら全員を別途で検査することはできない」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「仁川空港のセキュリティーには一体いくつ穴が空いているんだ?考えただけでも恐ろしい」
「無理やり通過させたテロ防止法はどうなった?」
「もっと大きな事件が起きてからでは遅い。今のうちに対策を立ててほしい」

「セキュリティー管理がおろそか過ぎる。米国を見習ってほしい」
「これも全て朴大統領の天下り人事のせい」
「観光客がお土産に買った酒1瓶は鋭く見つけて没収するのに、肝心なものは逃がしている」

「こんなに簡単に麻薬が入って来るのだから、爆弾を飛行機に乗せるのも容易だろう」
「サービスが世界最高の仁川空港。本当は犯罪者にとって世界最高の空港だったのか」
「韓国に来る外国人は旅行客より麻薬配達員の方が多いのでは?」(翻訳・編集/堂本)