集集鎮公所提供

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(南投 11日 中央社)日本統治時代に天皇に献上されていたこともある南投県集集鎮産のバナナ。もっちりとした食感と甘みが特徴の同地産バナナを再び日本に売り込もうと、集集鎮の陳紀衡鎮長や地元農家らの一行は先月末、千葉県佐倉市で販売イベントを3日間にわたって実施した。陳鎮長によれば、準備していた375キロのバナナは全て売り切れたという。

同地でのバナナ栽培は日本統治時代には盛んに行われていたものの、東南アジア産のバナナが安く大量に販売されるようになるなどの影響で生産量が次第に減少。その後1999年に発生した台湾大地震をきっかけに地元の団結心が強まり、バナナ栽培は農家の努力の下、再び活気を取り戻している。

陳鎮長によると、販売イベントでの同地産バナナの販売価格は1本200円。PRを目的とするため、原価で販売されたものの、東南アジア産の2倍以上の高値となった。それにも関わらず、多くの人が購入に訪れ、売上金額は37万円以上に上ったという。

(蕭博陽/編集:名切千絵)