9日、韓国・KBSテレビが、韓国式のお辞儀をする巨大な彫刻像が世界各地に設置され和解のメッセージを伝達すると報じたが、韓国のネットユーザーからは否定的なコメントが多数寄せられている。資料写真。

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2016年5月9日、韓国・KBSテレビは、韓国式のお辞儀をする巨大な彫刻像「グリーティング・マン(Greeting Man)」が世界各地に設置されると報じた。腰を曲げ頭を下げた裸の男性像は、摩擦や紛争の現場で和解のメッセージを伝え、韓国の親しみやすいイメージも表現するという。

韓国でこの像が設置されているのは、北朝鮮と接する臨津江のほとり。北に向かって頭を下げる像が、南北の和解の進展を訴えているのだ。近くに住む市民は「像の明るい水色が空の色にも似てきれいだし、あいさつする姿が南北の平和を少しでも早めてくれるように思う」とこれを歓迎している。

4年前、この像が初めて建てられたのは南米のウルグアイだ。お辞儀の姿に親しみを感じたウルグアイの人たちは像の周囲を「韓国広場」と名付けた。

像を制作した韓国人美術家のユ・ヨンホさんは、その意義について「自分を相手よりも低くみせようとする気持ちが、韓国式のあいさつが持つ最大の美徳だと思う」と語る。今後、戦争の苦痛を経験した地域など歴史的に意味がある場所に、平和のメッセージを込めたこの像を建てる計画で、少なくとも5年以内に海外20カ所に建てたいとしている。

KBSは、この像が「韓国の謙遜と配慮の心を世界に知らしめる伝道師となる」と伝えたが、韓国のネットユーザーからはこれに否定的なコメントが多数寄せられている。

「裸で頭を下げる姿からは、親しみよりも屈辱的なイメージを感じる」
「このお辞儀は韓国式より日本式に近い」
「これは韓国式じゃないよ。東洋式のあいさつでしょ」

「あいさつしてるのはいいとして、なぜあえて裸像にしたのかな」
「この像のどこに親近感を見つけ出せるのか分からない」
「あきれた。なぜ北朝鮮に頭を下げるんだ?おかしいだろ?」

「ただ『あいさつする人』にしておけば真意が伝わったのに。わざわざ『韓国式』なんてつけるから、和解のメッセージが優先なのか韓国の宣伝が優先なのか分からなくなるんだよ」
「なぜ男だけが頭を下げてるんだ?。男女差別じゃないか?」
「これって日帝時代に入ってきたお辞儀では?」(翻訳・編集/吉金)