10日、中国企業の2500人規模の社員旅行が話題となったが、旅行先のスペインのコラムニストが同社員旅行に言及し中国に対し侮辱的な発言を行ったとして物議をかもしている。写真はマドリード。

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2016年5月10日、中国企業の2500人規模の社員旅行が話題となったが、旅行先のスペインのコラムニストが同社員旅行に言及し中国に対し侮辱的な発言を行ったとして物議をかもしている。環球時報が伝えた。

話題となっている中国企業は天津市の「天獅グループ」で、昨年フランスへ6400人の社員旅行を実施し話題を呼んだ。今年は社員2500人でスペインに訪れ、4日から社員旅行を実施した。会社は今回の社員旅行のために700万ユーロ(約8億6000万円)を用意し、70台の大型バスやマドリードからバルセロナまでの高速鉄道4本も借り切ったという。

この大規模な社員旅行に関してスペイン紙エル・ムンドのコラムニストは、「奇妙な2500人の中国人。皆同じ服装でマドリードやバルセロナに侵入している」とからかった。さらに、「偽物の闘牛ショーを疑いもせず観戦し、脂っこい料理をむさぼっていた」と発言し、中国人客に低姿勢なスペイン政府や商店を批判した。

同コラムニストの発言を受け「天獅グループ」の欧州エリア責任者は9日に声明を発表し、「社員旅行は事前に調査しスペイン政府の支持を得たうえで実施した」と説明した。同社はコラムニストの発言が中国人客を侮辱しているとし、中国人に対する侮辱的な発言や「天獅グループ」の企業イメージを損なうような発言をやめるよう法的な手段を検討しているという。(翻訳・編集/内山)