ぎょうざ工房 焼き焼きセット 1134円

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うまい餃子を食べるなら、ここで間違いナシ! 餃子の達人・『東京餃子通信』の塚田亮一氏が選んだ<究極の「うま餃子」>、11店を厳選してご紹介。

【餃子】13cm超え! デカうま「ジャンボ餃子」の名店8【東京】

赤坂 萊萊<赤坂・老舗>

赤坂の路地裏に佇む餃子の名店!

■餃子(6個) 430円

餡も皮もややしっとりしていて、そこに肉汁が絡むと絶妙なハーモニーが生まれる。

皮 パリパリ・・・●・もちもち
具 野菜多め・●・・・・肉多め
汁感 少・●・・・多

■ドラゴンチャーハン 810円

ニンニクとニラ、チャーシューでつくるシンプルな一品。鶏がらスープであっさり仕上げる。

[その他メニュー] 五目そば910円、うま煮丼750円、ミソギョーザ920円、カレーチャーハン700円、ニンニクの芽炒め1414円、自家製杏仁540円

赤坂のちょっぴり入り組んだ路地裏にある「赤坂萊萊」。オシャレな雰囲気のエリアなので「民族の味」と書かれた看板を掲げたこの店を見つけたら、なかなかのインパクトを受けるはずだ。

店内は庶民的な風情。「萊萊」や「みんみん」という餃子屋は東京、大阪、宇都宮などにも存在しているが、実はその源流には渋谷の「萊萊羊肉館」という店があるのだそうだ。現在、「萊萊羊肉館」は閉まってしまったが、その直系の店がここ「赤坂萊萊」なのである。

メニューは前菜、点心、麺類、炒物、飯類など手頃な価格の料理が100種類ほど揃う。そんな豊富なメニューのなかでも、やはり「餃子」の人気は高い。粗挽の豚肉と野菜を合わせた餡を、もちっと肉厚の皮で包んだ大ぶりの餃子は、酢にたっぷりコショウを降りかけたタレでいただく。これが萊萊流。餡にしっかりと味がついているので、さっぱりしたタレで食べることで餃子本来の味が楽しめる。

肉汁がジュワッとあふれるおいしさは、シンプルながら飽きが来ない。なるほど、名店を支える名物と言われる意味がよくわかる。

港区赤坂8-7-4 03(3408)4805 11:30〜14:00/17:30〜22:30(LO21:30) 日曜・祝日休 40席 喫煙可 カード不可 予約可 昼目安1000円〜/夜目安3000円〜 東京メトロ乃木坂駅より徒歩約8分

泰興楼 八重洲本店<八重洲 ・老舗>

創業66年目の老舗が誇るジャンボ餃子

■焼餃子(6個) 1140円

店がオフィス街にあるため、匂いの心配がないよう、餃子にニンニクは使わない。

皮 パリパリ・・・●・もちもち
具 野菜多め・・・●・肉多め
汁感 少・・・●・多

■坦坦麺 870円

ゴマの香り豊かな濃厚な練りゴマスープが絶品。そぼろ肉とモヤシを合わせて麺を啜ろう!

[その他メニュー] 水ギョーザ1590円、ふかのひれ姿煮6380円(1枚)、芝えびとぎんなんの炒め2360円、海の幸3種の塩炒め2880円

東京駅から徒歩約3分というアクセスのよい場所にある「泰興楼」。1〜3階あわせて140席の巨大な店だ。創業は1949年(昭和24)。初代の于(ユウ)さんが八重洲に店を開いた当初は、ほんの小さな中華料理店だった。

本格的な中華料理を出す店として人気を集めるなか、贔屓にしてくれた常連さんのリクエストに応えて「餃子」を提供したところ、大変な評判を呼び、たちまち看板メニューのひとつに。その「餃子」はいまも「泰興楼」の顔としてその人気が衰えることがない。

「焼餃子」を注文して驚くのは、まずその大きさだろう。餃子はひとつが約12センチもあるジャンボサイズ。餡は豚の粗挽き肩ロースと、キャベツ、ニラ、長ネギが入る。手づくりした皮で、ひとつひとつ丁寧に餡を包んでいく。パリッと焼き上げたもちもちの皮にかじりつくと、ジューシーな餡がこぼれてくる。大きいけれど、品がある味わいが魅力。

スパイシーな風味が好みなら、一味唐辛子、コーリアン唐辛子、ニンニクなどを合わせたC八醤を、酢醤油に混ぜて食べてみて。ピリッとくる辛さで旨み倍増だ。

中央区八重洲1-9-7 03(3271)9351 11:00〜14:30/17:30〜22:30(LO22:00) 土曜11:30〜15:00(LO14:30)/17:30〜21:30(LO20:30) 日曜・祝日休 140席 喫煙可 カード可 予約可 昼目安1500円/夜目安3000円 JR東京駅より徒歩約3分

華興<西巣鴨 ・老舗>

料理へのこだわりと探究心が老舗の屋台骨を支える

■つぼ餃子(6個) 900円

いくつか楽しんだあとは特製のラー油をつけて。適度な辛味がアクセントを加える。

皮 パリパリ・・・・●もちもち
具 野菜多め・・●・・肉多め
汁感 少・・・・●多

■円満餃子(5個) 540円

海老とジューシーな餡の組み合わせは絶妙。餃子は裏を返すと香ばしい焼き色がついている。

[その他メニュー] 華興餃子(5個)540円、特製麺のラーメン650円、特製中華丼880円、五目焼きそば930円

創業は1948年(昭和23)。60年以上続く都内で屈指の老舗中華料理店だ。創業当時は食料不足の時代だったため、価格や味が安定していた玉ねぎをとりいれた餃子を先代が考案。現在ではその甘みが「華興」の餃子の特徴となっている。また、豚肉には独特な旨みを持つ「カシラ」の肉を一部使用。専属の工場で職人が作り上げる特製の皮が餡をしっかりと包みこみ、調理後も美しい形を保っている。

味もさることながら、新しい料理を提供し続けていることも魅力のひとつ。人気の「つぼ餃子」は、肉汁たっぷりの餃子が食べたいというリクエストを受けて生まれた。餃子にスープをかけ、上部のくぼみに箸を差し込んでスープを染み込ませる演出が斬新だ。海老がまるまる一匹入った「円満餃子」は贅沢な食べ応えが特徴。酢にブラックペッパーを加えたタレが味を引き締め、満腹でもするすると胃袋に収まってしまう。

伝統を守りながら、新しい料理を追求する姿勢。そして常に心がけている「材料はすべて安心できるものだけを使う」という気持ち。そうした思いが老舗の看板を支えているようだ。

北区滝野川6-9-11 03(3916)1252 11:00〜15:00/17:00〜23:00(LO22:30) 火曜休 75席(1階35席、2階座敷40席) 喫煙可 カード可(夜のみ。昼は団体のみ可) 予約可 昼目安650円〜/夜目安1000円〜 都営地下鉄西巣鴨駅より徒歩約5分

ニーハオ 別館<蒲田・羽根つき>

蒲田で愛されて36年 元祖の味に舌鼓

■羽根つき焼き餃子(6個) 300円

羽根のパリパリした食感はできたてが一番うまい。すぐにかじりついて欲しい。

皮 パリパリ・・●・・もちもち
具 野菜多め・●・・・肉多め
汁感 少・・●・・多

■小籠包子(6個) 540円

餡に特製スープを吸い込ませているため、蒸すことで肉から肉汁があふれ出す。

[その他メニュー] ゆで餃子540円、揚げ餃子540円、ラーメン486円、チャーハン648円

「羽根つき焼き餃子」は、八木功さんによって考案された。当時45歳だった八木さんは、中国から戻って学校で日本語を勉強。週末になると先生や友人を自宅に招き、水餃子をふるまった。そんなおり、友人から「焼餃子が食べたい」と言われ、驚いた。「中国では餃子と言えば、水餃子。日本の焼き餃子を知らなかった」と振り返る。

奥さんと試作を重ねたが、なにか足りない。そこで大連の焼きまんじゅうをヒントに、焼く際の仕上げに小麦粉を溶いたものをかけてみた。「これだ!」。こうして目にも美しい羽根つき餃子が誕生した。その後、恵比寿中国料理学院で腕を磨き、「你好」を開店。基本のレシピは、36年経ったいまも変わらない。

「豚バラは自家製挽きで、白菜と長ネギを合わせます。そこに特製スープを加えて一晩寝かせたら餡の完成」。この餡をスタッフ総出で自家製の薄皮に手包みする。自慢の焼餃子は店舗で楽しめるだけでなく、冷凍で取り寄せることも可能だ。「ここまでこれたのは皆さんのおかげ。これからも安く、おいしいものを提供し続けていきたい」。

大田区蒲田4-25-7 ハネサムビルB1F 03(3734)2180 11:30〜14:00/17:00〜24:00 無休 100席 喫煙可 カード不可 予約可 昼目安1000円/夜目安2000円〜 京急線京急蒲田駅より徒歩約4分

中国家庭料理 山東<横浜中華街・老舗>

絶品の水餃子をココナッツだれで味わう

■水餃子(10個) 756円

10個入り。完全企業秘密のタレは卓上に置かれているので心ゆくまで堪能できる。

皮 パリパリ・・・・●もちもち
具 野菜多め・●・・・肉多め
汁感 少・●・・・多

■豆の苗炒め 1620円

これでもか! というほどボリュームたっぷりの豆苗炒め。おつまみにもピッタリだ。

[その他メニュー] 焼餃子864円、セロリ水餃子864円、セロリ水餃子と桃肌水餃子のセット864円

オーナーの李さんが中華街に店を開いたのは34年前のことだ。中国では餃子といえば水餃子が一般的。店では故郷・中国山東省の水餃子を提供した。李さんの水餃子はモッチリした厚めの皮にニラと豚肉の餡がたっぷり詰まっていて、その美味しさはすぐに評判を呼んだ。開業2年目には広東省出身のシェフが、醤油に秘伝の香辛料、ココナッツパウダーを混ぜた特製つけダレを考案。この特製ダレが「山東」の人気を不動のものにした。

その後、山下町公園近くの路地裏から現在の場所に移転。2013年には1号店から目と鼻の先に2号店を開店した。水餃子は味を安定させるため、2号店ですべての仕込みが行われる。つくるのは二人の中国出身の点心師。ひとりが皮をのばし、もうひとりがその横で餡を手際よく包んでいく。

長く人気店であり続ける「山東」は中華街の店として初めて「ミシュランガイド2015」に掲載されるなどその勢いはいまだに加速中。「ここまで続けてこれたのはお客さんのおかげ」と李さん。李さんの故郷の味は、今や中華街を訪れる多くの人たちが慕う定番の味となった。

【山東1号店】

横浜市中区山下町150 045(651)7623 11:00〜22:00(LO21:30) 無休 50席 禁煙 カード不可 予約可 夜目安1000円〜 みなとみらい線元町・中華街駅より徒歩約7分

【山東2号店】

横浜市中区山下町150-3 045(212)1198 11:00〜翌1:00(LO24:30) 無休 93席 分煙 カード不可 予約可 夜目安1000円〜 みなとみらい線元町・中華街駅より徒歩約7分

九州藩 渋谷宇田川店<渋谷・ご当地>

心も満たすうまさ屋台餃子をアテに乾杯!

■博多名物 鉄鍋餃子 1000円

鉄鍋に20個の餃子がぎっしりと。口あたりが軽くつまみやすいのでぺろりと完食できる。

皮 パリパリ●・・・・もちもち
具 野菜多め・・・●・肉多め
汁感 少・・●・・多

■熊本名物 馬刺四種盛 2200円

人気の部位「コーネ」や「フタエゴ」が入った四種盛。甘みが強い九州醤油をつけだれに。

[その他メニュー] さつま揚げ700円、辛子明太子500円、がめ煮750円、おきうと500円

うまい九州料理を食べられる店が渋谷にある。42年前、今より地方がずっと遠く感じた時代に田舎から出てきた若者が選んだのは都会で故郷の料理を伝える仕事。「おふくろの味を思い出せると思ってね」と笑顔を見せてくれたのは福岡県出身の店主・萩原さんだ。

「九州藩」には九州各地の代表的な郷土料理と焼酎が豊富に揃う。なかでも訪れる客の8割が必ず注文するのが博多の屋台名物「鉄鍋餃子」だ。カリカリの皮をまとった小ぶりの餃子は、鉄鍋の余熱を使って、15分ほどかけてじっくりと低温で焼き上げていくのが特徴だ。鰹だしをベースにした薄口のつけつゆに浸して、さっぱりといただくのが創業以来のスタイル。酒のつまみとしてなら、辛味の柚子胡椒をピリリと効かせるのもいい。

皮から手づくりするなど手間をかけ、「安心でおいしいものを」と、どこかおふくろの味を思い起こさせるような姿勢がある。地の素材を使い地元の味を提供するのがモットー。九州出身者にはたまらない店だ。

渋谷区宇田川町17-2 伸工ビルB1F 03(3463)0442 11:00〜14:00/16:30〜翌2:00(LO翌1:30)、土曜16:30〜翌2:00(LO翌1:30)、日曜・祝日16:30〜23:30(LO23:00) 無休 60席 喫煙可 カード可 予約可 昼目安850円/夜目安3500円〜 JRほか渋谷駅より徒歩約3分

ぎょうざ工房<立川・創作>

人気餃子店が多い立川の草分け的な餃子の店

■焼き焼きセット 1134円

チーズ、ニンニク、エビ、人気の味が3個ずつ入ったセット。あれこれ楽しみたい時に。

皮 パリパリ・・・・●もちもち
具 野菜多め・●・・・肉多め
汁感 少・●・・・多

■チョコバナナ 540円

自家製の皮を、クレープ感覚で使ったデザート。とろりと溶けるチョコレートが美味。

[その他メニュー] えび餃子788円、にんにく餃子616円、たらこ餃子734円、ゆでぎょうざ540円

立川は「餃子の聖地」として名高い。数多くの餃子専門店が軒を連ねているが、なかでも草分け的存在が「ぎょうざ工房」だ。立川駅から5分ほど歩くと、一軒家が見えてくる。オーナーシェフ古賀茂さんが出迎えてくれた。「母親が、小さい時に餃子をよく作ってくれたんです。レストランで修業したわけではないんですよ」と謙遜するが、ここでしか味わえないからこそ激戦区で19年も愛されてきたのだろう。

皮は、強力粉と薄力粉で作り、季節に合わせて粉の配合を変えている。生地を3時間寝かせることで、コシがありモチモチとした食感に仕上がるそうだ。餡は、千葉県産の豚挽肉に白菜、ニラ、シメジ、しいたけ、ショウガを加えたもの。できるだけ地元野菜を使うようにしているそうだ。焼き餃子は、8分ほど加熱した後お湯を切り、ごま油をかけて仕上げる。こんがりとした焼き色がついて、芳ばしい香りが漂う。

ビールもいいが、ソムリエの奥さんが厳選したワインで乾杯するのもいい。熱々の焼きたて餃子と冷えたワイン。とにもかくにも、文句のつけようがない。

立川市柴崎町3-11-25 0425(22)4770 18:00〜23:00(LO22:30) 日曜・祝日休 8席 禁煙 カード不可 予約可 夜目安2000円〜 JR立川駅より徒歩約5分

餃子坊 豚八戒<阿佐ケ谷・創作>

夫婦二人で築いた餃子の理想郷

■四川風麻辣水餃子(6個) 560円

自家製ラー油と共に。餡の旨みが感じられて、見た目よりもマイルドな辛さだ。

皮 パリパリ・・●・・もちもち
具 野菜多め・●・・・肉多め
汁感 少・●・・・多

■羽根付焼餃子 580円

羽根を愛でた後は自家製ラー油、醤油、黒酢、酢でお好みのタレをつくっていただこう。

[その他メニュー] 豆腐水餃子520円、海老水餃子640円、精進蒸餃子540円、高菜と枝豆のあえもの450円

オーナーの香山さんは石垣島で約10年間、バーや多国籍料理を経営していた。東京に戻り、中国出身の培霞さんと結婚。彼女のつくる餃子に惚れ込み、餃子店を開くことを決めたという。「毎年ハルビンに帰郷したときに、たくさん香辛料を買い込みます。だから自宅はいつも漢方薬局みたいな香りがするの」と培霞さん。

餡のベースは豚肉とミルで挽いた9種の香辛料だ。ここに8時間以上炊いた白湯スープを加える。驚くべきことに、5種類の餃子は、餡の中身がすべて異なるという。たとえば、焼き餃子の餡には豚肉、ニラ、キャベツ、タマネギ、キクラゲを。四川風麻辣水餃子には豆腐、豚肉、シイタケ、ニラという具合に。さらに種類によって包み方も変える。皮、餡、つけダレが、口に含んだときに三位一体になるように計算しているためだ。

ご夫婦の人柄も手伝い、ここでしか味わえない絶品餃子に仕上がる。開店時間ともなると「今日、入れる?」と、暖簾をくぐるお客さんが次々にやって来るのも頷ける。「豚八戒」の餃子を食べずして、餃子を語ることなかれ。

杉並区阿佐谷南3-37-5 03(3398)5527 18:00〜24:00(LO23:30) 月曜休、第1・3日曜休 16席 禁煙 カード不可 予約可 夜目安2000円〜 JR阿佐ケ谷駅より徒歩約3分

独一処餃子 葛西店<葛西・肉汁ジューシー>

本場の餃子を存分に味わえる“ここにしかない“店

■焼餃子 5個400円(税別)

もちっとして食べ応えのある皮、そして野菜と汁がたっぷりの満足感の高い餃子。

皮 パリパリ・・・●・もちもち
具 野菜多め・●・・・肉多め
汁感 少・・・●・多

■本場四川唐辛子の鶏肉炒め(辛口) 1000円(税別)

ピリ辛な味と歯応えのある食感はおかずやつまみにピッタリ! ピーナッツが特徴的。

[その他メニュー] みそ焼餃子500円、あさり水餃子500円、エビとセロリの塩味サラダ550円、激辛豚ホルモン煮込み1500円(価格はすべて税別)

店名の「独一処」は「ここにしかない」の意。その店名にふさわしい餃子が食べられる。店主の門脇さんは中国北東部の満州出身。餃子の専門店が多くある地域、いわば本場の中の本場で生まれ育った。この店で食べられる餃子は20種類程度だが、中国ではその種類は無限と言っていいほど多いそうだ。

こだわりの餃子は常時専門のスタッフがおり、具はもちろんのこと、皮からこの店でつくられている。その数は1日におよそ千個! 皮が厚く、キャベツは使わず白菜を使って野菜多め、さらに具には鶏ガラスープを存分に練り込ませて汁感も十分、にんにくを使わずに作られる餃子は、若い女性や家族連れにも人気。押しも押されぬ看板メニューだ。

中国では焼き餃子より、主食として食べられている水餃子も10種類のメニューを用意。その他250種類以上ある料理のいずれも、本場の味を日本人向けに改良を重ねた成果を感じられる逸品揃い。ちなみに満州の特徴的な味は、「揚げ豚肉の甘酢ソースからめ」(1200円・税別)のような、甘酸っぱい味つけだそうだ。

江戸川区中葛西3-33-19 03(3878)0319 11:30〜14:30/17:00〜23:00 月曜休 40席 喫煙可 カード可 予約可 昼目安750円/夜目安3000円 東京メトロ葛西駅より徒歩約3分

一味玲玲 新橋本店<新橋・肉汁ジューシー>

香辛料が織りなす奥深くて繊細な味わい

■トマト(焼)(5個) 756円

焼く時に、とうもろこし粉を溶いたものを加える。焼き目はこんがりキツネ色に。

皮 パリパリ・・・・●もちもち
具 野菜多め・●・・・肉多め
汁感 少・・・・●多

■レモン(蒸)(5個) 756円

レモンの白いすじを丁寧に取り除き、果汁をきかせた。スッキリとした後味が楽しめる。

[その他メニュー] 豆腐水餃子520円、海老水餃子640円、精進蒸餃子540円、高菜と枝豆のあえもの450円

「母は料理があまり得意ではなかったので、餃子のつくり方はおばあちゃんに習ったんです」と、オーナーのレイさんは快活に笑う。17年前に新橋に飲食店を出し、手づくりの点心が評判を呼んだ。そこで、オリジナル餃子を提供しようと決意。10年前にこの店をオープンさせた。

17種類の餡が入った餃子はどれも水、焼、蒸の3つの調理法でオーダーできる。「小さい頃から漢方が身近な存在だったので、香辛料の使い方も他の人にはマネできないと思います。香辛料は挽いたものをそのまま使うだけでなく、スパイスを揚げた油を使うこともあるんですよ」。薄めの皮は強力粉3、薄力粉7の割合で仕込む。季節によって、粉の配合も変えている。それを熟練のスタッフが切り分け、手の平サイズにのばしていく。

餡には、富士高原美豚の粗挽き、八角、山椒、クコの実、オリーブの粉など32種類もの香辛料を使う。さらに、鶏のスープを合わせることで、肉汁たっぷりのジューシーな餡に仕上がる。一口食べれば、口いっぱいに広がる肉汁に感嘆必至。足を運んだ者にのみ訪れる至福の瞬間だ。

杉並区阿佐谷南3-37-5 03(3398)5527 18:00〜24:00(LO23:30) 月曜休、第1・3日曜休 16席 禁煙 カード不可 予約可 夜目安2000円〜 JR阿佐ケ谷駅より徒歩約3分

大観苑<紀尾井町・高級>

地上16階でいただく東京随一の餃子

■焼き餃子 1663円

ナマコと海老のうまさを、サッパリした鶏肉が引き立てる。他では味わえない逸品。

皮 パリパリ・・●・・もちもち
具 野菜多め・●・・・肉多め
汁感 少・●・・・多

■ふかひれ姿煮 11880円

1週間かけて戻したふかひれを、干し貝柱をきかせた特製スープでじっくり煮込む。

[その他メニュー] ふかひれいっぱい蒸し餃子(2個)832円、小龍包(2個)832円

1964年(昭和39)のホテル開業時から続く、老舗の高級中国料理店。調理歴30年のベテラン黒岩料理長が、中国の伝統的な味を今に継承している。点心を担うのは、中国の点心大会での優勝チャンピオンや四川料理の達人、焼きもの名人など、本場から呼び寄せた一流の料理人たちのうちの1人だ。

ランチタイム限定で提供される「焼き餃子」の皮は、水で練った水麺という生地1に対して、お湯で練った湯麺という生地2の割合で合わせる。ふたつの生地を混ぜることで、モッチリとした弾力のある皮に仕上がるのだ。餡には鶏肉、海老、ナマコを合わせ、そこに少量のネギとショウガを加える。味付けを最小限にとどめることで、素材本来の持ち味を最大限に活かしている。

使いこまれた鉄鍋で、約15分かけてじっくりと焼き上げげるため、こんがりとあざやかなキツネ色に仕上がる。見た目にも美しく、口に含むと、ナマコのコリコリとした食感と鶏肉の上品な旨みがじんわりとしみわたる。目の前に広がる絶景とともに、多くの美食家たちがとりこになった味を堪能したい。

千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ ザ・メイン16F 03(3238)0030 11:00〜22:00(LO21:30) ※飲茶メニューは11:30〜15:00 無休 164席 禁煙 カード可 予約可 昼目安3000円/夜目安8000円〜 東京メトロ赤坂見附駅よりホテルニューオータニまで徒歩約3分

※昼のみ、夜のみのメニューを掲載している場合もあります。詳しくはお店へお問い合わせください。
※本記事に掲載されている情報は、2015年9月〜10月の取材時のものです。配信後にやむを得ない事情により、掲載内容が変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。

おいしい餃子の店 首都圏版

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おなじみの焼き餃子・水餃子・羽根つき餃子からご当地餃子、個性派餃子まで百花繚乱。
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