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フジテレビジョンとグリーは5月10日、両社の強みを生かしてVR(ヴァーチャルリアリティ)に関するコンテンツ制作・配信・プラットフォーム構築を含む、サービス及び事業開発に向けて業務提携を行った。これにより、VRコンテンツ創出プロジェクト「F×G VR WORKS(仮称)」が発足された。

VRとは「仮想現実」を指し、コンピューターによって作り出された架空の空間をあたかも実際に存在する空間のように体感させる技術のこと。

フジテレビの企画・キャスティング力・映像コンテンツ制作力と、グリーが持つVRコンテンツ開発力とWeb・アプリ開発力を結集することで、良質なVRコンテンツを製作提供する体制を構築していくという。両社は提携の第一弾として、クライアント企業にVRコンテンツ制作に関わる企画・キャスティング、撮影・編集のほか、アプリ・機能開発、イベント運営、配信、プロモーションなど、全ての領域をワンストップで提供する。

今回の業務提携によって、両社はVR市場においてVR体験の機会創出と、市場全体の発展に貢献していくという。

業務提携について、フジテレビジョン コンテンツ事業局長 山口真氏は「今、フジテレビは先端テクノロジーとエンターテインメントを融合させるべく取り組みを強化しています。その中でVR市場は今後最も豊かな成長が期待できる分野のひとつであり、今般のグリーとの戦略的なアライアンスにより、互いのノウハウを活用して、これまでにない新たなユーザー体験を提供していきたいと考えています。特に、スポーツや報道、音楽ライブといったジャンルでのコンテンツ制作とVRの親和性は高く、テレビ局のノウハウを最大限活用して、これらのジャンルを中心にユーザーに支持されるサービスを開発していきます」と述べている。

一方、グリー 取締役 執行役員常務 青柳直樹氏は「グリーでは、VRを次世代プラットフォームになりうるものと位置づけて、ゲーム開発を中心に積極的に取り組んできました。今後VR市場が拡大していくためには、より多くの人にVRならではの良質な体験をしていただくことが最も重要だと考えています。VRはゲームだけに限らずあらゆる領域で利用が可能です。今回、日本を代表する映像コンテンツ技術、サービスの実績とノウハウを持つフジテレビとの提携により、良質なVRコンテンツを全方位的に制作できる体制を作り、市場全体の拡大に貢献していくことを目指します」とコメントしている。