シナモンが肌老化をストップ? 最新研究でわかった「毛細血管」とエイジングケア

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シワやシミなど肌の老化に直面すると、スキンケアや美容法など表面的なアプローチを試みる人が多いと思います。しかし、肌の老化は体の奥のもっと深い部分で起きていることが密接に関係しており、根本的なアプローチが必要となることが明らかになっています。

そのひとつ、今注目されているのが、毛細血管を修復し、その機能を高めるという方法。国内大手の化粧品メーカーである資生堂や花王が毛細血管と肌老化の関係について研究し、その結果を元に新商品の開発に取り組んでいることからも話題となりました。

そこで今回は、肌の老化と毛細血管の関係、毛細血管を修復してその機能を高める方法についてご紹介します。

毛細血管は40代後半から注意

資生堂は、ソウル大学皮膚科チャン教授との共同研究の結果から、40代後半になると皮膚毛細血管の機能が低下して、栄養が皮膚の末端まで届きにくくなるという事実を発見しました。その結果、肌老化のひとつのカギを握る、肌内部の繊維芽細胞がコラーゲンを産出する力が衰えるなどして、シワやシミなどの肌の老化をまねくことに繋がります。

つまり、肌の老化を予防するには、毛細血管を修復し、その機能を高める必要があるということです。

目安は1日0.6グラムのシナモン

では、毛細血管を修復し、その機能を高めるにはどのようにすればいいのでしょうか。大阪大学微生物研究所の高倉伸幸教授によると、シナモンに毛細血管を修復する作用があるということが長年の研究の結果明らかになったそうです。しかも、シナモンは摂取後、2、3時間で血管を修復する作用があるというのです。

しかも、1日の摂取量の目安は0.6グラム程度。コーヒーや紅茶に入れたり、料理のスパイスとして使えばそれほど苦になることなく、シナモンを摂取できるのではないでしょうか。ただし、シナモンの摂りすぎは肝臓の疾患をまねく恐れがあるため、注意しましょう。

このほか、炭酸泉に入浴する、有酸素運動を行う、肌老化に限っては表情筋を動かすような顔のエクササイズを行うといったことも、血管を修復し、その機能を高めるのに効果的です。まずは、自分の生活の中でできることから取り組んでみてはいかがでしょう。

ちなみに、資生堂では毛細血管の回復に効果があるとして「ケイヒ(桂皮)エキス」を開発し、それを用いたサプリメントの開発に取り組んでいるとのこと。その販売も待たれるところです。

遠藤幸子エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』