台湾の輸出額、15カ月連続マイナスで過去最長更新

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(台北 10日 中央社)財政部(財務省)が9日に発表した4月の輸出額は、前年同月比6.5%減の222億5000万米ドル(約2兆4200億円)だった。前年割れは15カ月連続で、リーマンショック時の14カ月(2008年9月〜2009年10月)を超え過去最長を更新した。

減少幅は昨年5月(−4.2%)以来11カ月ぶりに1桁台に改善。同部の張盛和部長(財務相)は原油価格の安定化が原因の一つだと語り、下半期での輸出の回復に期待を示した。ただ、同部統計処の葉満足処長は、昨年5月の輸出額は同年最高だったため、今年5月は減少幅が再び拡大する恐れがあるとしている。

主力の電子部品は前年同月比3.4%の減少。最大の輸出先である中国大陸(香港含む)向けの輸出は6.8%減となった。主要輸出先で減少幅が最も大きかったのは米国で、12.7%減だった。

葉氏は、輸出は今年第2四半期(4月〜6月)はマイナス成長が続くが、第3四半期(7月〜9月)には好転する可能性が高いとしている。

(邱柏勝/編集:杉野浩司)