9日、俳優・高倉健さんのドキュメンタリー映画「健さん」に、香港のジョン・ウー監督もゆかりの人物の1人として出演している。写真はジョン・ウー監督。

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2016年5月9日、俳優・高倉健さんのドキュメンタリー映画「健さん」に、香港のジョン・ウー(呉宇森)監督もゆかりのある人物の1人として出演している。網易が伝えた。

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日本で8月20日から公開される「健さん」(日比遊一監督)は、14年11月に他界した高倉健さんを追うドキュメンタリー映画。高倉健さんとゆかりのある俳優や映画人ら、約20人のインタビューが収められているが、そのうちの1人が映画「レッドクリフ」などで知られる巨匠ジョン・ウー監督だ。

ウー監督は長年にわたる高倉さんの大ファンであり、中華圏ではその代表作となっている「君よ憤怒の河を渉れ」のリメークを手掛けることも明らかになっている。インタビューでウー監督は、1人の映画監督として高倉さんから多大な影響を受けてきたことを語っている。

ウー監督によると、高倉さんに目覚めたのは18〜19歳の頃。当時、多くの任侠映画に出演していた高倉さんだが、それらの作品を「ひと目見ただけで、彼のとりこになった」と語る。鋭さの中に温かみのあるまなざし、対決する相手を見据えた目にこもる情感、そういったものに心を揺さぶられ、これまで映画に起用してきた俳優たちの演技も、全て高倉さんを基準としてきたという。

香港の俳優チョウ・ユンファ(周潤發)やトニー・レオン(梁朝偉)をはじめ、ジョン・トラボルタ、トム・クルーズ、ニコラス・ケイジといったそうそうたる顔ぶれと仕事をしてきたウー監督だが、彼らの演じた役についても、高倉さんのような風格としなやかさ、優雅さを求めてきた。「何もかもが彼の影響を受けている」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda)