「Gear VRも一緒にほしくなる」 Galaxy S7、S7 edgeの魅力を韓国でたっぷり体験してきました

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海外では好調な滑り出しとなっているサムスンの「Galaxy S7(左)」と「Galaxy S7 edge(右)」。日本でも、KDDIがGalaxy S7 edgeの取り扱いを表明しましたが、明日開催される、ドコモの発表会でも、Galaxyの登場が期待されるところです。一足先に発売していた韓国では、この最新モデルがどのように扱われているのかをチェックしてきました。 

【ギャラリー】Galaxy S7、S7 edge (16枚)

まず訪れたのが、ロッテワールドモール内に設置された「Galaxy Studio」。Galaxy Studioとは、サムスンが主催するGalaxyの体験コーナー。日本でもかつて開催されたことがありました。ここに展示されていたのは、もちろんGalaxy S7とGalaxy S7 edgeの2機種。目についたのが、売りであるカメラの暗所性能をチェックできるボックス。Galaxy S7 edgeが固定されており、もう1つの穴に合わせて自分のスマホを置けるようになっています。これで、カメラ性能の比較ができるというわけです。

▲Galaxy S7、S7 edgeの魅力を体験できる「Galaxy Studio」

▲暗所でのカメラ性能を比較できるボックス

ここでは、iPhone 6sとカメラ性能を比較してみました。Galaxy S7、S7 edgeは、全ピクセルが位相差AFセンサーになっている「デュアルピクセルセンサー」を搭載しているため、真っ暗な中でもピントをすぐに合わせることが可能。レンズの明るさの違いもあって、暗い場所でも被写体を十分判別できる写真が撮れました。

▲手持ちのiPhone 6sと比べてみたところ、違いは歴然

展示としておもしろかったのが、防水性能をチェックできる装置。一見、箱の中にGalaxy S7が置かれているだけのようにも見えますが、下にある「Press Here!」と書かれたボタンを押すと......ご覧のように、下から水がせり上がってきました。

▲水がせり上がってくるしくみで、防水を体験できる

Galaxyは、「GALAXY S5」で防水を採用したものの、デザインや機能を刷新した「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」で、その仕様を捨ててしまいました。しかし、やはり一度載せた機能がなくなるのは、ユーザーにとって悩ましいこと。事実、サムスンが行ったユーザー調査では、Galaxy S6、S6 edgeで失われた防水やmicroSD対応の復活を望む声が多かったといいます。こうした声を受け、ようやく復活した機能なだけに、サムスンとしてもアピールに余念がないといったところでしょう。

また、Galaxy S7、S7 edgeは、Galaxy S6、S6 edgeや「Galaxy Note 5」(日本未発売)に続き、「Gear VR」にも対応しています。Galaxy Studioには、このGear VRを楽しめるコーナーも設置されていました。Gear VRのコーナーには、なんと4Dのムービングシートまで用意。画面に投影される映像に合わせて、シートが動くため、没入感がさらに高まるしくみです。

▲映像に合わせてシートが動く「Gear VR Theater with 4D」

米ラスベガスで開催されたCESや、スペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congressではおなじみの装置ですが、一般の人だと、なかなか体験する機会がありません。Galaxy Studioにこれが置かれていることで、気軽にGear VRと4Dを楽しめるというわけです。これは、ぜひ日本でも展開してほしいと感じました。

ちなみに、Galaxy StudioのGear VRには、ジェットコースターの映像が流れていました。実際試してみましたが、その迫力はリアルそのもの。隣に座っていた香港人の携帯電話研究家 山根康宏氏が映像に驚いて大騒ぎしていたこともあり、ジェットコースターの臨場感はさらに上がりました。ただ、何名かは終わったあと、「ちょっと気持ちが悪い......」とVR酔いしてしまった様子。もし日本で同じ映像が流れるようだったら、VR慣れしていない人は、注意が必要かもしれません。

▲山根氏(左から2番目)のリアクションに注目

▲VRに酔い、映像終盤でグッタリする山根氏

ひととおりGalaxy S7、S7 edgeの魅力を体験したところで、次に向かったのが、韓国いちのオシャレスポット・カロスキル。韓国・ソウルのカンナム地区にある通りで、日本で言えば、原宿や表参道といった若者に人気の場所です。ここにあったのが、Galaxy S7写真展。サムスンによると、Galaxy S7、S7 edgeを貸し出し、ユーザーが撮った写真を展示しているコーナーだといいます。

▲カロスキルに設置された写真展

韓国では、ちょうどGalaxy S7、S7 edgeのピンクが発売されたばかりだったため、写真店もピンク一色。展示されている端末がピンクなのはもちろんのこと、スタッフのシャツや、チョイスされた写真も、ピンクがモチーフになっています。

館内はピンク一色で、LINEのキャラを使った周辺機器も展示

展示されていたピンクのGalaxy S7 edgeは、発色がよく、キレイな輝きを放っていました。ただし、ややピンクが強く出ており、iPhoneやiPadのローズゴールドと比べると、どちらかと言えば女性向けな印象。男性が持つには、少々勇気がいる色味になっています。撮った写真を見ると、落ち着いた色に見えなくもありませんが、写真と実物が違うような印象も受けます。こうした点は、実機を確認しておきたいところです。

ちなみに、写真展の開催されていたスペースの奥にも、カーテンで仕切られた小部屋がありました。何かと思って入ってみたところ、スマホ用の三脚が2台置かれており、片方にはGalaxy S7 edgeが固定されています。もう一方には自分の持っているスマホを置き、撮り比べができるというしかけです。Galaxy Studioに置かれていた箱を、パワーアップさせたものと言えるでしょう。

▲スマホ用の三脚で写真を撮り比べることができた

ここでは、筆者が使っていた「Xperia Z5」と比較してみました。やはりレンズのF値が1.7と低いこともあり、しあがりはGalaxy S7 edgeの方がキレイです。Xperia Z5もカメラに強いスマホということもあり、真っ暗な場所でもそこそこキレイに写ってはいますが、全体的に暗く仕上がってしまい、人物の顔がきっちり見えません。このように、カメラのアピールに熱心なサムスンですが、それだけ、Galaxy S7、S7 edgeの仕上がりに、自信があるということでしょう。

▲拡大するとさすがに粗は目立つが、明るく撮れている

▲Xperia Z5だと全体像は分かるが、顔などが暗い

日本では、ようやく発売が決定したGalaxy S7、S7 edgeですが、この記事で見てきたように、海外ではすでにさまざまな体験型のプロモーションが行われています。Gear VRのように、この場所でしか経験できないようなものもあり、アトラクション感覚で楽しめます。どこまで日本で再現できるのかは未知数ですが、開催された際には、体験してみる価値がありそうです。

日本では、サムスンの苦戦が続いていますが、その原因はGalaxyシリーズ自体の性能が悪いからというわけではありません。逆に、ガジェットに詳しいユーザーや、既存のGalaxy利用者からは高い評価を受けているシリーズで、リピート率も高くなっています。その魅力をもっと広めるためにも、こうした体験型のコーナーは、日本でも積極的に展開する必要があると感じました。 

【ギャラリー】Galaxy S7、S7 edge (16枚