4日、高齢化が急速に進む中国北京市では、60歳以上の人口が1日平均500人を超える勢いで増えている。資料写真。

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2016年5月4日、北京市民政局の李紅兵(リー・ホンビン)報道官は市の人口に高齢者が占める割合が2030年に30%を超えるとの見通しを示した。

2015年末時点の60歳以上の人口(戸籍上)は約315万人で、北京の総人口の23.4%を占めた。高齢化率は全国2位。60歳以上の人口は1日平均500人を超える勢いで増え、80歳以上は同120人以上のペースで増加している。

李報道官は「高齢化は急速に進んでいるが、現在はまだ中程度」と説明し、「2030年には重度の高齢化社会となり、高齢者数は630万人を超える。3人に1人が高齢者という計算だ」と指摘。さらに、「この人口構造は50年間続く」との予測を紹介した。

また、社会保障問題に関して「2020年の市の養老金支出は2000億元(約3兆2900億円)だが、2030年には6700億元(約11兆300億円)に拡大する」と説明。「同年は80万人が75歳以上となるが、子どもはみな一人っ子だ」と述べ、市としても支援サービスに力を入れる考えを示した。(翻訳・編集/Asada)