9日、韓国鉄道公社管内で今年3件目となる列車の脱線が起こり、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国。

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2016年5月9日、韓国の鉄道でまた列車が脱線した。都市の地下鉄などを除く韓国の大部分の鉄道を運行する韓国鉄道公社(KORAIL)管内での脱線は今年ですでに3例目となり、韓国の複数のメディアが「市民の不安が高まっている」などと問題の深刻さを伝えた。

脱線が起こったのは9日午前8時51分ごろ。ソウル市内、地下鉄1号線の鷺梁津(ノリャンジン)駅構内で、車両基地を出発し始発駅の龍山(ヨンサン)に向かっていた列車10両のうち2両が脱線した。営業運行中でなかったこともあり幸いけが人はなかった。国土交通部とKORAILは原因について、車両が走行中に線路から浮かび上がることで起こる「浮上脱線」の可能性が高いとみて調べている。

KORAIL管内での列車の脱線はこれで今年3件目。先月22日には急行列車に当たる「ムグンファ号」が脱線し、運転士1人が犠牲になった。また3月11日には貨物列車が脱線し、列車の運行が半日ほどまひ状態となった。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「安全設備をすべて見直して赤字を減らしたと聞いていたのに…さすがセウォル号の国だ」
「鉄道後進国である米国とかで起こることが、ここでもしょっちゅう起こるね」
「口だけで安全を叫ぶ朴槿恵(パク・クネ)政府。安全への投資と支援は惜しまないでくれ」

「朴槿恵政権になってから大惨事が何回起こっただろう?まだ(大統領の任期が)2年近く残っているが…」
「雇用の安定性を重視してKORAILに入ったけど、最近は不安ばかり。給料を減らすとかクビにするとか脅されるし。クビになったらどうしようかと思って仕事に没頭できない」

「まだ今年も前半なのにもう3件目とは…」
「きっとKTX(韓国高速鉄道)でも惨事が起こる」
「メード・イン・コリアだから」
「KORAILは韓国で一番腐り切った組織だ」(翻訳・編集/吉金)