中国メディアの今日頭条は7日、日本で生活するうえで「日本社会の発達ぶりのすごさ」に驚きを感じたシーンを紹介している。記事が驚きを感じたというシーンには見知らぬ人に対して示される敬意という共通点があるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条は7日、日本で生活するうえで「日本社会の発達ぶりのすごさ」に驚きを感じたシーンを紹介している。記事が驚きを感じたというシーンには見知らぬ人に対して示される敬意という共通点があるようだ。

 記事は日本在住の中国人の経験として、大雨が振り、強い風が吹く日に傘を差しながら狭い道を歩いていた際のエピソードを紹介。正面から小学校低学年の女の子が傘を差して歩いて来るのが見えたという。狭い道だったため子どもが通りやすいように傘の位置を変えようと思ったその時、女の子の方が先に傘の位置を変えてぶつかり合わないように通り過ぎていった。

 相手を気遣って傘がぶつからないよう配慮を示したのが、「あれほど強い雨風のなかで立つのもやっとの女の子」だったことに驚きを感じたと指摘。強い雨風のなか、傘の位置を変えれば雨に濡れたり歩きにくくなることが予想されるが、この女の子は自分よりも対面通行者を優先した。

 こうしたマナーは日本ではよく見かけるが、中国では「相手に譲る」人を見かけることは少ない。もちろん友人同士の間には細やかな気配りは存在するが、見知らぬ人に対しては自分を優先し、他人を顧みない傾向がある。

 記事は「あれほど小さな女の子が細やかな気配りを知っている」とその時の感動を表現。公共の場所で示された小さな女の子の細やかな気配りを目の当たりにし、日本社会が非常に発達していると感じたようだ。

 さらに記事は、日本の子どもたちはバスを下車するときに大きな声で「ありがとうございました」と運転手に感謝を示すと指摘。またコンビニエンスストアでのシーンだが、中国人の前に並んでいた客が弁当の加熱のために中国人を待たせたことに対して「すみません」と謝意を表したことも紹介している。中国では子どもたちがバスの運転手に感謝を示す習慣はなく、また公共の場所で自分の都合により人を待たせたときにも謝意を示すシーンを見かけることはあまりない。

 つまり中国人が驚きを感じたのは、日本では見知らぬ人に対しても敬意が示されているという点に他ならない。社会がどれほど発達しているかは、まさにこの点に示されると記事は主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)