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Net Applicationsから2016年4月のデスクトップOSシェアが発表された。2016年4月はMacがシェアを伸ばし、9.57%に到達した。WindowsとLinuxはシェアを減らしている。デスクトップOSのシェアが大きく変動することは少ないが、2016年4月は比較的大きな動きがあり、Macのシェアが1割に迫る勢いで増えている。Windowsがほとんど支配的なシェアを持っている中、大きな成長を示した。

バージョン別に見ると、Windows 10とWindows 8/8.1がシェアを増やし、Windows 7とWindows XPが減少した。Windows 7からWindows 10への移行が進んでいると見られる。それでも、すでにセキュリティサポートが終了しているWindows XPは10.63%のシェアを確保しており、Mac全体よりも高いシェアを確保している。

今回、ここ数年ほとんど検出されなかったWindows 3.1のシェアが急に現れた点も注目される。Windows 3.1が検出されるようになった詳しい理由はわからないが、エミュレータなどで動作しているWindows 3.1が検出されてシェアが増えた可能性がある。今後の動向が注目される。

(後藤大地)