嵐のコンサートでも!盗撮・録音・不正チケットがバレたらどうなる?
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

「さっき、前の席の人がドナられたよ!」、「えっ!? どうしたんだろう?」――ジャニーズのコンサートでは、しばしばこんな会話を耳にします。

「ドナられる」とは「怒鳴られる」ではなく、「ドナドナされる」の略であり、「ドナドナ」とはもちろん、みんな知ってるあの歌のこと。

◆ジャニーズ用語「ドナドナ」の意味は?

 昼下がり、なすすべもなく荷馬車に乗せられ、市場に売られてゆく気の毒な仔牛……。そのビジュアルを想像するだけで、軽く病んでしまいそう。

 転じて、ジャニヲタ界では「ドナドナ」=「なんらかの理由により会場から連行されること」を表すようになりました。

 なんらかの理由とは、不正転売されたチケットで入場した、盗撮や録音が見つかったなどさまざまですが、やおら係員に連れ出されるヲタの姿は哀れで、これを見た他のヲタの胸には、あの「ドナドナ」の曲が流れるのです。

 ドナドナされた場合、正当な申し開きができないと、名前や住所などを確認された上、退場させられるケースがほとんど。もちろん公演も見られません。では、なぜ「ドナられて」しまうのでしょう?

◆なぜ不正がバレる?

 ひとつ目は、自業自得ドナ。

 盗撮、録音が露見した、それと知って不正チケットを入手した、他の人に迷惑行為を働いたなど、自らに落ち度があった場合は荷馬車に乗せられるのも、まぁやむなし。

 ふたつ目は、とばっちりドナ。

 うっかりネットに載せたチケットの画像を悪用され、詐欺や転売の容疑がかかってしまった、友達から譲ってもらったチケットが、不正なやりとりを介したものだったなど、自分に悪気はないのに煮え湯を飲まされることもあります。

 みっつ目は、良席ドナ。

 最前列やタレントがそばを通るなど、ニーズの高い席では、ドナられないまでも“職務質問”されることがあります。会員証や身分証の提示を求められ、これにキョドると怪しまれることも……。

◆ジャニーズチケットが手に入ったら注意すべきこと

 ドナられず、「楽しい牧場(現場)」で過ごしたければ、まずむやみにチケットの情報をネットに晒さないことです。特にジャニーズのFCチケットは、個人情報のデパートのようなもの。

 あらかじめ会員番号や氏名が入っており、これを隠しても券面に印字された点線や記号(星マークやハートマークなど)から、名義人を識別できると言われています。

 チケットが当たった嬉しさに、モロ出しのチケ画像をSNSに載せるなど、愚の骨頂。画像を盗まれ、「転売されてました」と通報でもされたら、トラブル待ったなし!

 折しも、嵐の顔認証導入で注目が集まるジャニーズのチケットシステム。「友達に誘われて、初めてジャニのコンサートに行く!」なんてときは、特に注意したいもの。

 うかつな行為でドナられぬよう、心しておいてくださいね。

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>
【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『俯瞰! ジャニヲタ百景』