日本語と一口に言っても、広く一般的に用いられる言葉もあれば、限られた分野や世界でしか用いられないような言葉もある。一般的な日本語の勉強しかしていない中国人学生にとって、「その世界」の言葉はまさに未知の世界と言えるだろう。例えば、オフィスではよく聞かれる「あいみつ」という言葉を知っている人は、どれだけいるだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本語と一口に言っても、広く一般的に用いられる言葉もあれば、限られた分野や世界でしか用いられないような言葉もある。一般的な日本語の勉強しかしていない中国人学生にとって、「その世界」の言葉はまさに未知の世界と言えるだろう。例えば、オフィスではよく聞かれる「あいみつ」という言葉を知っている人は、どれだけいるだろうか。

 中国メディア・捜狐は4月25日、日本で仕事をして初めて理解できる日本語のボキャブラリーについて紹介する記事を掲載した。記事では、おもに日本のオフィスワークの場でしか見聞きすることのないような言葉を12点紹介している。

 最初に挙げたのは「進捗」。単独で使うよりも「進捗状況・進捗状態」といった複合語として用いられることが多いと説明している。続いては「FYI」だ。これはメールの中で「ご参考までに」といった意味で用いられるとした。

 さらに、1カ月の日数が31日以外の月を指す「西向く侍」、プラスとマイナスが打ち消し合う「相殺」、あべこべになる意味の「テレコ」、書類を上層部に回して裁可を得る「稟議」、「暑気払い」、「見える化」、相見積もりを略した「あいみつ」、議論のベースとなる「たたき台」、そして「歩合」を挙げて説明した。

 日本での留学を経て日本企業に入った中国人は、これらの言葉たちとの格闘を余儀なくされることになる。報告・連絡・相談をまとめた「ホウレンソウ」という言葉もその1つと言えるだろう。ただ、「仕事言葉」に翻弄されるのは何も外国人に限った話ではない。たいがいの「仕事言葉」は、学生生活で見かけることはほとんどないのだから。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)