U23代表がガーナ戦へ始動…手倉森監督「貴重な時間。世界へ近づく第一歩」

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 U−23日本代表は11日のガーナ戦に向けて、9日から佐賀県内でトレーニングキャンプを開始した。

 前日にJリーグの試合に出場したFW浅野拓磨(サンフレッチェ広島)やMF大島僚太(川崎フロンターレ)らはストレッチなど軽めの調整で汗を流した。それ以外のDFファン・ウェルメスケルケン・際(ドルトレヒト/オランダ)、DF三丸拡(サガン鳥栖)、DF伊東幸敏(鹿島アントラーズ)、MF原川力(川崎)、MF野津田岳人(アルビレックス新潟)、MF前田直輝(横浜F・マリノス)、FW富樫敬真(横浜FM)は攻撃の組み立てやシュート練習を実施。約1時間20分のトレーニングを消化した。

 今回のガーナ戦は「MS&ADカップ 2016 〜九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本〜」として開催され、収益のすべてが義援金として熊本県義援口座とサッカーファミリー復興支援金口座に寄付される。チームを率いる手倉森誠監督は、「我々が希望になれれば、と思っている。エネルギーを存分に発揮して、打撃を受けた九州・熊本に我々のパワーを置いていきたいと思っています」と力を込めた。

 メンバー発表の際、リオデジャネイロ・オリンピックの初戦であるナイジェリア戦を想定した戦いをすると語っていた指揮官。本大会に向けて準備を進めていく中で、「今回の合宿は世界のスタンダードへ近づく第一歩」と位置づけ、「リオでの可能性を示すべく、90分に力を注ぎたい。このガーナ戦と(18日から参加する)トゥーロン国際大会は貴重な時間になる」と気を引き締めた。「そして大きなものを背負って戦う任務がある。打撃を受けた熊本にパワーを届けないといけない」。被害に苦しむ被災者へ思いを届けるためにも、U−23日本代表は勝利を目指す。

取材・文=高尾太恵子