この家、実は広くて明るいんです #かしこい都会の家

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この白い2階建ての建物、何に見えますか?

横幅が2mもない細長い形、倉庫とかかな?

……と思いきや、これ、れっきとした住宅なんです!

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都会ならではの土地、間口が狭く細い通路(竿)を抜け、先に広い土地(旗)が広がる旗竿地。道路側から見るととても細長い建物に見える「near house」もまた、旗竿地に建つ住宅です。

隣家との距離が近く、プライバシーや日当たりも気になる旗竿地。「MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO」が東京に設計した「near house」は、そういった課題の解決を、ある方法で試みたのです。

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その方法は家を2つに分けること!

敷地面積約66屬箸い小さめの土地。目一杯家を建てたくなる気持ちを抑えて、竿部分に立つ細長い家と、旗部分に建つ小さな家の2棟に分けました。

肝は、間に挟まる中庭。中庭があることで、窓から採光が取りやすく、無理に隣家と距離を取って窓をつける必要がなくなりました。

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周りの家も、この敷地に対してはあまり窓を設けていなかったので、中庭側へ大きな窓をつけてもプライバシー上の問題がないんですね。

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さらに、中庭側の床から天井まで、すべて窓という開放感! 空が見えて気持ちがいいです。

どちらの棟からも視線の先に中庭が見えるので、空間が広く感じられるというわけです。

中庭の活躍で、都会でもこんな開放感のある家が実現できるんですね。

かしこい都会の家シリーズはこちらからご覧ください。


[原田真宏+原田麻魚 / MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO]

plan提供 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO
Photographed by 小川重雄